団地の廃棄家具で「みんなのカフェ」をつくる

千里青山台団地物語 | 2014.1.22

今回は、「みんなのカフェ」をサポートいただいている、心強いチームメンバーを紹介したいと思います。突然ですが、千里青山台団地「サンデーコミュニティカフェ」を今後は「みんなのカフェ」と呼ぶことにしました。2013年12月15日の団地活性化アイデアワークショップの後、協議を重ねて決まったことです。名前の由来には「多くの人が集う場」にしたいという思いがこめられています。

団地内の廃棄家具をリメイクして、「みんなのカフェ」で使用しよう

今回ご紹介するROOTS FACTORYの阪井さんは、2013年12 月 15 日におこなわれた「みんなのカフェ」のワークショップで、団地内で捨てられてしまった家具をリメイクして蘇らせること、そしてリメイクした家具を「みんなのカフェ」で使っていくことについてお話しされていました。
毎月団地では、たくさんの家具が廃棄されています。廃棄された理由はさまざまですが、まだまだ使える家具も多くあります。 多くの人は「壊れた、買い替えた、置く場所かがない」などの理由で少し「悲しい」思いとともに家具を廃棄しています。

廃棄家具との対話で生まれる物語

「みんなのカフェ」では、阪井さんにサポートメンバーとしてお手伝いいただき、阪井さんと団地の住民の方々の手によって、捨てられてしまった家具を蘇らせていきたいと思います。
捨てられてしまった家具にもたくさんの物語があるはずです。 家具と向き合いながら見えない物語に思いをはせて、「みんなのカフェ」の仲間がリメイクしていくことで、 新たな物語がうまれるのではないでしょうか。

阪井さんが言うように、「捨てようとしているモノ」や「捨ててしまったモノ」が「素敵なモノ」に 変われば、どんなに素敵なことでしょうか。家具のリメイクをとおして、多くの人が「みんなのカフェ」活動に興味をもつきっかけになるのではないかと考えています。

団地で捨てられてしまった家具を蘇らせ、「みんなのカフェ」で使用するアイデアは団地内でうまれる循環を考えるうえでも、とても素晴らしいことだと思います。これから生まれるであろう、新しい物語が今からとても楽しみです。

皆さんのご意見やアイデアもお寄せください。また、この活動に参加したい人も受け付けています。