住まいえらびのアンケート結果発表

住まいのかたち | 2009.1.13

「住まいえらびについてのアンケート」の結果をお知らせします。
昨年11月に実施した「住まいえらびについてのアンケート」には、9,554名の方から回答が寄せられました。ご回答いただいたみなさま、どうもありがとうございました。アンケートから分かったことは、住宅購入を考えている人の約70%が中古住宅も検討しているということでした。

「あなたが考える中古物件のメリットとは?」という質問には、
「新築物件よりも費用が安い」が84%、
「新築物件より良い立地条件を選べる」が42%、
そして、「自由な間取りや設備が実現できる」が43%と、
資金的な魅力や立地の選択肢に幅が出ること、リノベーションの最大のメリットである自分らしい住まいを実現できることをメリットと考えている人が多かったことが分かりました。
また、「建物を再利用することは環境的にも正しいと思う」と答えた方が19%もいました。

現在は賃貸に住んでいる方や新築に住んでいる方からも、「おもしろそう」「アメリカで今までみてきたリノベーションされた部屋は新築そのものですので、中古であろうと住むことに抵抗はありません」「30年程度で壊してしまうのではなく、リノベーションしながら長く住み続けられる住まいが普通になればいいと思う」などといったコメントをたくさんいただきました。

しかし一方、「デメリットは?」という質問には、
「建物の構造や安全性がわからない」が71%と圧倒的です。
次に、「改修・改装を完成するまでの費用がどれくらいかかるのかわからない、不安」が46%。
「リフォームローンの金利が住宅ローンに比べて割高である」と答えた方も29%いました。

「知らない人が住んでいたと思うと抵抗がある」という感情面で受け入れられない、という方もいます。新築の物件以外は検討していない方が約30%です。しかし、多くは「どこまで改装できるの?」「耐震・耐久性は大丈夫なのか」「どれくらい費用の面で優れているのか詳しい情報が知りたい」などなど、具体的に直面する課題に対する対処をどうしたらよいのか、という不安がデメリットに直結しているようでもありました。

「リノベーションという言葉をご存知ですか?」という問いに、69%の方が「よく知っている」「まあイメージがつく」「言葉は聞いたことがある」と答えています。そのうち、実際にリノベーションした物件に住んでいる方は約1%(41名)いました。

つまり、中古住宅に住むメリットがあることは分かるけれども、”中古住宅をリノベーションして住む”ことに関する情報がまだまだ少なく、共有されていないので、二の足を踏んでいる人が多いのではないでしょうか。

「オール電化が希望だったので新築にしました」というコメントもありましたが、中古住宅でも実はオール電化にすることだってできます。
「工程管理を自分でやらなくてはならないから大変そう」というコメントもありましたが、建築家や施工会社とのやりとりは新築物件とほぼ同じだったりもします。耐震構造や配管などの不安を相談できる専門家もいるのです。

そこで無印良品では、「みんなで考える住まいのかたち」のコーナーで、リノベーションの情報交換ができる場をつくります。実例の紹介や経験者の話を通じて、リノベーションのことをみんなで考えるコーナーです。みなさまも私たちと一緒に考えていきませんか。

2009年1月13日配信 無印良品の家メールニュース Vol.117より