キッチンは一番のこだわりスペース

窓の家 | 2016.2.23

広島県の南東部に位置する府中市。福山駅から車で北へ30分程の場所にある住宅街に建つ「窓の家」I邸。
Iさんご一家はご夫妻とお子さま2人の4人家族。庭の一角には花壇が作られ、ミニトマトなどの野菜も栽培されています。「これから、もっとガーデニングに力を入れたいと思っています」と話す奥様。ご主人は「庭にウッドデッキをつくりたいですね」と夢を膨らませます。

■建物概要
ご住所:広島県府中市
竣工年月:2014年7月
延床面積:110.96m²(33.56坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま2人

Iさんが無印良品の家を知ったのはインターネットがきっかけ。
「その頃はまだ家を買う予定はありませんでしたが、なんとなく興味があってホームページを見てみました。はじめは木の家を見て、そのスッキリとした形やコンセプトに魅力を感じました。これまでには見たことが無い雰囲気でした」(奥様)。

Iさんが具体的に住宅購入を検討するのはそれから数年後のこと。奥様の強い希望でスタートしたそうです。
「子供が生まれたことや、自動車ローンの支払いが終わったことで、そろそろ家を考えるタイミングかなという感じでした。はじめは乗り気じゃなかった主人を説得して、その気にさせるようにしました(笑)」という奥様。
ご主人は「家を買うといわれても正直ピンと来なかったですね。しばらく悩みましたが、結局妻に押し切られました(笑)」と話します。

住宅購入を考えはじめて、最初に住宅展示場へ足を運んだご夫妻ですが、あまりしっくりこなかったといいます。
「自分たちがそこで暮らしていることが想像できませんでした。無印良品の家を見たときのようなワクワクする感じが無かったんです」と奥様。

そんな奥様を横で見ていたご主人はこう振り返ります。「妻は始めから無印良品の家を買う気持ちが固まっていたようで、その確信を得るために他の住宅メーカーと比較しているという感じでした」(ご主人)。

また、住宅展示場だけではなく近所の住宅地も見て回ったというIさん。
「実際に建っている家を見た方が、生活している様子をリアルに想像できると思ったからです」という奥様、「そのときに無印良品の家に似た家をいくつか見かけました。でも、よく見ると細部が違っていたり、形は似ているけど何かが違うという印象でした」(奥様)。

検討を進める中で、窓の家にも興味をもったIさんは、木の家と窓の家の両方見ることができるモデルハウス宝塚店を見学に訪れます。
「窓の家は外観も内観もとても素敵でした。少し天井が低いなと感じましたが、全体的にコンパクトで暮らしやすそうだなという印象。その日、一緒に見学に行った姉夫婦も良いねと言ってくれました」(奥様)。
また「入居者宅見学会に参加したことで、実際に窓の家で暮らしている様子がわかったのも良かったです」とも。

「本当は木の家が良かったんですよ。木が見える室内空間が良いなと」というご主人に「家が建った今でもたまに言われるんですよ」と奥様は笑います。
「購入に際して唯一気になった点は、無印良品の家が他の住宅メーカーに比べて比較的新しく、実績が少なかったこと。それでも、最終的には自分たちが本当に気に入って建てるのなら良いかなと納得しました」(奥様)。

こうして、無印良品の家の購入を決めたIさんご夫妻は、土地探しからはじめることに。
「今まで暮らしていた場所の近くで、できれば角地が希望でした。最終的には広さと価格のバランスでこの場所を選びました」(ご夫妻)。

「プランニングはスムーズでした。もともと住宅のチラシを見るのが好きだったので、気に入った間取りを参考にしました」と奥様。
ご夫婦共通のこだわりは和室をつくることだったといいます。「子供が自由に寝転がれて、大人もくつろげるスペースとして、和室は必要だと思っていました」(ご夫妻)。
「工事中は小さく見えた家も、暮らしてみると十分な広さ。子供がのびのびと動き回れるのが良いです」(奥様)。

I邸の間取りは、1階にキッチン、リビング、ダイニング、水まわり。2階は寝室とクローゼット、そして広々としたフリースペースになっています。

「キッチンからすべての部屋を見渡せるようにしたかった」という奥様。
お料理やお菓子作りが趣味という奥様にとって、キッチンは最もこだわったスペース。壁に採用した鮮やかなブルーのアクセントも奥様のアイデアだといいます。
「窓の家は青空との相性がとても良いと思っていて、室内にもその配色を取り入れました」(奥様)。

「全体的にスッキリしていて気に入っています。片付けがしやすい家ですね」とご主人。

昔から物をコレクションするのが好きだったという奥様はこう続けます。「今は食器に興味があって、自分で作った料理をお気に入りの器に盛りつけて写真を撮ることにハマっています。だから、かわいい器をたくさん集めたいんですけど、収納スペースを考えて増えすぎないようにしています。収納上手を目指したいです!」(奥様)。

また奥様は、「子供たちも元気になった気がします」とも語ってくれました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます