第1期第4回「TVとの付き合い方について」

第1期 2007年〜 | 2008.4.15

3月初めに実施した第4回アンケート「TVとの付き合い方」についてのアンケートでは、TVと私たちの関わり方をテーマにしました。
普段の生活の中で、私たちがどのようにTVと付き合っているのか、現状と理想についていろいろとお聞きしました。
TVとの付き合い方は、現状・理想、それぞれの団らんのかたちに深く関係しているようです。

●回答総数:8,901名
●実施期間:2008年3月7日(金)~3月18日(火)

テレビを見る時間は1時間から2時間、やはり休日のほうが長いようです。
現代においてテレビは生活の一部になっています。

テレビを見る場所はリビング(床座)の方が51%です。
そして、そのときラグや畳などの床に座りながらみている人が58.2%です。

一人で見るが圧倒的で72.5%、夫婦で見るが52.1%です。
食事や晩酌をしながらが75.1%、次いでパソコンをしながらみるのが50.5%。以下、料理をしながらが29.3%、本や雑誌などを読みながらが29.0%です。多くの方が何かをしながらテレビを見ているといえます。

理想のかたちは、2人で見るが46.8%で圧倒的です。
2人がけのソファで、なにもしないで、集中して見たい。
テレビは大型液晶テレビで、ラックの上か、壁掛け、というのが理想のようです。

【今回のアンケート結果より】
床座でテレビを見ている人が、51%というのはおどろきの数字でした。
考えてみるとあまり広くない現状の生活で、大きな家具を置いてゆったりとくつろぐスペースを確保するのはむずかしいのかもしれません。
であるならば、いっそ何も置かない空間に、ラグやクッションを置いてごろごろと過ごすというほうが、便利で気持ちがいいのかもしれません。
さらに前回のアンケートからみても、ちゃぶ台やこたつが見直されてきているようです。低い生活は、現代の居住面積からすると、限られた空間を効率よく使うための自然な解決策であると同時に、日本人としての記憶に呼びかけるような、日本人らしい生活ともいえそうです。

番外編

【無印良品の家のライフスタイル】
合っていると思う、まあ合っていると思う…69.8%
無印良品の家が多くの方に支持を受けていると感じました。
改善点はまだ多々ありますが、このアンケートを通して、理想の住まいのかたちを考えていきたいと思います。