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やっぱり、緊張。初めての査定
story | 2015.5.28
メグミさん(39才)
結婚間近のマンション持ち。

とうとうマンションを査定します。メグミです。先輩の話を聞いてからというもの、少しでも高値をつけてもらうべく、この一週間、掃除ばかりしていました。思えばこの9年いろいろあったなあ。初めてのローン、月9万円の返済、ボーナスをたくさんいただいた年は繰り越し返済をして…。一体いくらになるんだろう私の9年…いえ、このマンション。
 
やってきたのは、ちんぷん不動産のテラダさん。やさしそうだけど眼光の鋭いおじさまです。まだ部屋に一歩も入っていないのに、手元のノートに何やら几帳面な文字がぎっしりと並んでいるのが見えました。えーっとテラダさん、それは一体…?? おそるおそる聞いてみると、「もう半分くらいは見させてもらいましたよ」との答え。ええ!だってあなた部屋に一歩も入ってないじゃない。この磨きあげられた1DKを見ずに、いったい何を見るっていうんですか。
 
テラダさんいわく、マンション査定でチェックするのは部屋の中だけではないのだそう。駅からの道のり、外観、エントランス、ポスト、ゴミ置き場、ご近所さんまでに細かく目を向け、そのすべてで価値を判断するのだとか。なるほどそれは想定外。ツメが甘かったようだわメグミ…。 

「歩いてくる途中にスーパーがありましたね」「築年数は20年か。見た目よりも古いなあ」「水まわりには年が出ていますね」「あ、わんちゃんのツメあとが…」 小声ですが、よくしゃべるおじさんです。「それにしても大きな窓ですね」「公園が見えるのが気持ちいい」「メグミさん私ね、マンションには変わる価値と、変わらない価値があると思うんです」「この物件が持っているのは、後者です」「賢いお買い物をされましたね」
 
それから3週間後、10年前に2500万円で買った私のマンションは、2300万円の査定額を得たとの通知がきました。手数料の3%を引いて2225万円。さらに残ったローン額を引くと約1150万円が手もとに残る計算です。
 
「もちろん大変きれいに使われていることも考慮させていただきました。でも、何よりのポイントは駅からの距離です。駅からの距離は、どんなにマンションが古くなっても変わらない価値なんですよ。マンションは人間よりも長生きですから、部屋自体はリノベーションして新しくすることができます。でも場所は何十年経っても同じですからね。それではこれからじっくりと『売却』か『賃貸』か、お話を進めさせてください」
 
え…??賃貸??テラダさん、いえ、テラさん。
テラさんからの電話を切ってからも「投資」の二文字がちらつき、なんだか柄にもなくふわふわしてしまっています。


期待以上の結果に喜ぶメグミさんです。皆さんはマンションの査定を受けたことはありますか? ぜひ、皆さんの査定エピソードを教えてください。

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