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友人に相談「この私があなたに嫉妬するなんて」
story | 2015.2.20
タエさん(39才)
ひとり暮らしの社長秘書。

そろそろ賃貸を卒業してマンション購入を考えているタエです。きょう職場の同期で10年前にマンションを購入したメグミちゃんの家に行ってきました。もう、私びっくりしちゃって。場所はちんぷん村ですが、東京で例えて言うなら大田区池上あたり。目の前が公園の8階で、南には明るくて大きな窓あり。広めの1DKの部屋の中にセンスよくまとめられた北欧の家具、しかもトイプードルまで飼って! 同い年、同じ会社なのに、どうしてこんなに優雅な暮らしをしてるのよ、あなた。新卒の人気ナンバーワン女子といえば私、合コンで連絡先を聞かれるのはいつも私だったじゃない…とはもちろん口に出しては言いませんでしたよ。だって関係ないしね。

今まで一度たりとも感じたことのないメグミちゃんへの嫉妬を、笑顔の裏にひた隠し、どうやってこのマンションを買ったのか聞いてみました。メグミちゃんが買ったのは当時築9年、2,500万円の1DKの中古マンション。短大を卒業してからコツコツお金を貯め続けて、頭金500万円。月々9万円を支払ってきたらしいのですが、ボーナスの度に繰り上げ返済をして、もうローンも残り半分を切っているらしいんです。私なんてソファーも置けない部屋に、月11万円も払っているのに。

「タエちゃんも買えばいいのに」って言うけれど、もうすぐ私は40才。この先のことを考えると、頭金も30才のときのメグミちゃんと同じくらいしか出せないし、ローンもこれから35年だなんて無理。どうしたらいいの? しかも私、誰かが住んでいた中古物件なんて絶対やだわ。数千万円もするものに中古なんて絶対いや。私、時計やバッグもリサイクルに出しても、リサイクルで買わない主義だもの。メグミ、いまに見てなさい。いや、見ててください。私にふさわしい素敵な新築マンションを見つけて、世界中を驚かしてやるんだから。


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