夜景が見える共有スペースにイケメン営業マン。先週見に行った2LDKの新築マンションのモデルルームが忘れられないタエです。
けれど、毎月の支払いが約15万円というのはさすがに厳しい。同期のメグミちゃんのマンションなんて1DKでも結構よかったし、あんな感じでもいいのよね…と思っていたら、新築でぐっと手に届きやすい1DKのチラシがポストに入っていました。
場所はちんぷん村、人形焼きで有名な東京の下町エリアです。もう物件は完成していて実際の部屋を見学することができます。
駅から徒歩15分。8cmヒールは正直失敗でした。
「ども。お待ちしておりましたぁ」と迎えてくれたのは茶髪の若者で、まあこんな感じなんでしょう。
1DKはあっという間に見学終了。窓から前の家のカーテンの柄がよーく見えます。まあこんな感じなんでしょう。
「で、毎月どのくらい賃貸に払っているんスか?」と尋ねられ、正直に11万と答えました。
「マジで? 高すぎっス。この部屋なら25年ローンで約8万スよ。いま金利がマジ低いし、超お買い得なんスよ。この機会を見逃したらマジヤバイっス」
えっ、そうなんスか? 意外に詳しそうな若者です。
続けて「失礼なんスけど、タエさんまだ物件あんまり見てないでしょう?」と茶髪はニヤリ笑います。
わかった? その通りよ。「物件はもっとじっくり見なきゃ駄目っス」突然レクチャーが始まりました。
彼いわく、
- ①
- 見学しながら気になったところは写真を撮ったり、メジャーで計ること。後でじっくり検討できるように。
- ②
- マンションの入り口やエレベーターなど共有部分もチェック。部屋以外も財産だから。
- ③
- 近所を歩いて住環境を確かめること。見学は歩きやすい靴で。
なるほどねぇ。君が見かけによらずいい営業だってこともわかる! このマンションも悪くないのはわかる! ここが身の丈なのもわかる!
だけどね、全然ときめかないのよぉ。
<今回見学した新築マンション>
『下町、身の丈1DK』
価格: 2,800万円
面積: 1LDK 44㎡(バルコニー: 8㎡)
特徴:
・ちんぷんリノベ村の東京、下町住宅街をぬけた駅徒歩15分
・こじんまりとしていて、特徴なし
・日当たりは悪くないけど、隣の建物と隣接、景観悪し
・毎月の負担額は軽いが、リッチ感はなし
皆さんは、新築マンションでの家探し、何を優先して判断しますか。マンション選びの体験談やエピソードなどをぜひご投稿ください。