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千里青山台団地物語
地域に根付く、日本一の運動会と文庫活動
column | 2013.11.21

40年以上前にスタートした千里ニュータウン、そのなかでも千里青山台地域は規模が大きく、たくさんの人が全国から新しい暮らしを求めて移り住みました。

出身地が異なる多様な人が新しく一斉に移り住んだこの地域では、さまざまな地域コミュニティの結束を生むための活動が生まれます。

その中でもこれは「日本一」と言いきって良いのでは?と感じる活動が2つあります。それは40年以上続く地域の「運動会」と「文庫活動」です。

小さい頃参加していた子供たちが、今ではすっかりおじさんやおばさんとよばれる立派な大人になっています。大人になっても子供のころのように運動会や文庫活動に参加している方々からは、「ずっと変わらないね。」そして、「いつまでもこの街で暮らしたい。」そんな声が聞こえてきます。

ニュータウンが建設された直後に生まれた活動が、今尚健在な姿をみると、確かに高齢化などの問題は大きいけれど、まだまだ力強い町だなぁっと思わずにはいられません。

今回のコラムでは、地域コミュニティには欠かすことのできない、ニュータウン誕生時から続いている地域の結束力の源である、日本一の「運動会」と「文庫活動」の2つをご紹介したいと思います。

日本一の運動会、48回目の「青山台市民体育祭」

今年48回目になる青山台地区市民体育祭は、おなじみのラジオ体操からはじまり、徒競走、パン食い競争、つな引き、大玉ころがし、マラソンなど、日本の運動会を感じさせる種目が多くあります。もし、全国運動会選手権のような運動会の中身を競うものがあれば、青山台地区市民体育祭は全国でも一番ではないか?と市民からも声があがるほどです。

自慢の充実したプログラムと運営者の方々の慣れた段取りはまさに運動会の熟練のプロの技、と言っても言い過ぎではないでしょう。参加者の方々の笑顔が印象的なとてもすてきな市民体育祭です。

運動会の起源はヨーロッパにあるそうですが、近年の日本の運動会のように参加者が一丸となって競技を行ったり、演技をするのは近代日本の特有の文化だそうです。
日本の運動会は戦後1年に1回スポーツマンシップにのっとり多くの方が何かを一緒におこなうことで地域の結束を生む、コミュニティ形成の場になっているのです。

おじいちゃんやおばあちゃんも、参加するわけではなく見るだけでもそこにいるだけで元気になる。大人になり子供のころからずっと40年近く参加している人、親子2代で参加している人もいる、とても元気な運動会をこれからも応援していきたいと思います。

日本一の文庫活動、青山台文化40周年

千里青山台団地内の一室から始まった青山台文庫は、絵本を中心に団地内外の子供たちにむけて、青山台団地内の集会場で毎週水曜日に40年も文庫活動を続けてきました。

青山台文庫は世話人の人たちと文庫に集う方々で運営される、子供たちと本をつなぐ場所です。
好きな本をたくさん読んだり、借りて帰ることができます。毎週の読み聞かせやワークショップ、お話し会、季節の行事なども楽しむ事ができます。

この団地で生まれた文庫活動は全国的にも注目を集め、活動の代表である正置友子さんは絵本や文庫活動の本を出版したり、大学で教えたり、全国で講演会をおこなうなど広く青山台文庫の活動が全国に伝わっていきます。

40周年を記念した、青山台文庫カフェイベントでは40年の間に文庫活動に関わった約80名の方が参加し、盛大なイベントが実施されました。たくさんの本や絵本を通して、子供と大人の関係性を作ってきた青山台文庫の活動は、まさに日本一の文庫活動と言ってもいいのかもしれません。

皆さんのご意見やアイデアもお待ちしています。また活動に参加したい人たちもぜひお声掛けください。次回は、新しいコミュニティカフェの活動などをご紹介していきたいと思います。

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