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千里青山台団地物語
生まれ変わった千里青山台団地の「防災訓練」
column | 2015.1.26

阪神・淡路大震災の発生から今年で20年。毎年この時期に防災訓練を行う千里青山台団地では、1月18日に防災訓練が実地されました。

前回「恒例行事のお餅つきと防災訓練も、新しい試みがはじまりました」でお伝えしたとおり、内容を大幅に見直した今回の訓練。心肺蘇生やAEDの講習が取り入れられ、より実践的なものへ変化しました。

訓練当日は219名が参加し、住戸から避難場所の小学校へと集合しました。
避難指示から約20分での集合に手応えを覚えつつ、今年初めてお会いする方に挨拶をして談笑したり。
これから心肺蘇生訓練とAEDの使い方の訓練を行うとあって、市民ホールへ移動する際は皆さん色めき立っているようでした。

「マッサージのリズムは『うさぎとかめ』の歌がちょうどいいんですよ。長年の感でね、間違いないんです。こうやって??? もしもし亀よ?♪ 亀さんよ?♪ 世界のうちで、んふふふふ?♪」
「歌われへんのかい!」
関西の血はあらそえず、まんまと突っ込まされてしまいます。緊張の抜けない参加者を気遣って、消防士さんが一芝居うってくれたのでした。

笑みがこぼれたのもつかの間。自分の番がまわってくると「心臓マッサージってこんなに疲れるのか」って苦笑い。成人男性の胸骨は、想像よりずっと固いのだと知ります。

「見るのが初めての人」と聞かれ、ほぼ全員が挙手したAED講習。講習の会場となった市民ホールにも、玄関に1つ設置されています。これをいざというときに使えるように、前のめりで手順を聞きました。

講習のあとはいざ実践。それでも慌ててしまって、機械の指示より早くやろうとしてしまったり。「まずは何より、落ち着くことが大切です。」聞きなれたこの言葉が、心にストンとくるのでした。

千里青山台団地に緊急車両が到着するまで、平均8分。

「大規模災害時には、到着までもっと時間がかかるかもしれません」講習開始時に消防署員さんに言われた言葉が耳に残ります。だから自分たちでできる最大限を覚えよう!

「恒例行事では防災訓練の意味がない」と気を改め、訓練を刷新した千里青山台団地の防災意識は、一層強いものとなりました。
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