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千里青山台団地物語
DANCHI Caravan『防災ワークショップ【いつものもしも】』・『団地deキャンプ』会場レポート
column | 2015.4.30

DANCHI Caravan『防災ワークショップ【いつものもしも】』・『団地deキャンプ』会場レポート

以前のコラムで紹介しました、町田山崎団地で開催されたDANCHI Caravan『防災ワークショップ【いつものもしも】』と『団地deキャンプ』。今回は、その様子をレポートしていきます。

「ふだん使いできるモノをいざというときの防災用品」として役立てるため、日用品の意外な使い方を体験するブースがそろいました。

簡単にポカポカになれる防寒の技や、水道が止まったときに備えてトイレの作り方とその始末まで。緊急時に屋外で過ごすときに役立つスキルが、楽しくわかりやすく紹介されていました。

食べ物関連の企画は子どもに大人気で、節水調理のご飯にレトルトのカレーをかけていただきました。水道が止まってしまった場合、私たちは簡単に綺麗な水を失ってしまいます。

沸騰したお湯でご飯やレトルト食品を温めたら、残った綺麗なお水で乾物をもどし、サラダにして食べ切ります。こんなことでいいのかと思ってしまいますが、この「使い切る」というのが意外と難しいのです。ここで言われていたのは「使いこなせてこそ本当の防災力になる」ということ。アレンジを効かせてアッと驚く手法をとるのも楽しいものですが、こういう基礎こそ確実に身につけておきたいですね。

初めて尽くしの参加者を助けてくれたのが、地元の桜美林(おうびりん)大学の学生さんでした。普段より町田山崎団地の自治会さんと交流のある彼らは、地域活性化に興味関心のある若者たちです。

「ここでの交流を通して、実際の現場から学ぶことは多い」と言って、自治会活動に積極参加する彼ら。町田山崎団地にお住いの方は、すでに顔を覚えている学生も多いと聞きました。
「若者が参加するようになって子どもの参加率も上がり、ご両親も出てきてくれるようになった。自治会活動では彼らに頼る場面も多いんですよ」と、自治会長さんも嬉しそうに話してくれました。

炊き出しの合間を縫って、体験ブースへも足を運ぶ町田山崎団地自治会の方々。朝から準備をしてくれていた皆さんは「若い人がきて活気が出てるから、負けてられない」と、なかなか椅子に腰を下ろしてくれませんでした。

町田山崎団地自治会の皆さんは、他の団地の方に輪をかけて積極的な様子。まさかこの後の「団地deキャンプ」にまで参加するとは、誰が予想できたでしょうか。団地のコミュニティーは閉鎖的だと言われるなか、このように様々なものを受け入れ、活性化していく場所があることも知ってもらいたいですね。

「DANCHI Caravan」の防災ワークショップ会場がひと段落すると、「団地deキャンプ」の企画がスタートしました。

参加された10組の方は、キャンプ初心者やベテランなどさまざまな組み合わせです。「団地deキャンプ」の募集を見つけ、期待と不安を胸に集まった住人の皆さん。

「子供がうまれてからは、キャンプに行っていなかったので」
「万が一のことがあっても、家がすぐそこで安心かなと思って」
「団地内でキャンプできるなんて! いくら払ってでも参加したかった」

などなど、今後も「団地deキャンプ」を継続できそうな嬉しい声が。もともと団地は、子どもから老人までが明るく暮らせる空間です。キャンプ場ではアウトドア色が強すぎると感じる方も多いようでした。かといって、自宅近くでテントを張れるような場所もありません。今回の防災イベントは、まさに痒いところに手が届く企画となっていました。

このDANCHI Caravan『防災ワークショップ【いつものもしも】』と『団地deキャンプ』は、あくまで防災訓練を目的としたものです。ですが、年に何度かある団地のお楽しみイベントとして、また開催してほしいとみんなが口々に語っていました。

これまでの防災訓練とは一線を引く「DANCHI Caravan」。皆さんにはどう映りましたか? 地域での災害への備えや訓練の様子など、ぜひご意見をお聞かせください。

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