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千里青山台団地物語
レンタル防音室がお披露目! 音楽づくしの森之宮団地のDIYキャラバンツアー
column | 2016.1.8

各地のUR団地で開催され、大好評のDIYキャラバンツアー。今回の会場となったのは大阪府の中心部にある森之宮団地。住棟によっては部屋から大阪城を望むことのできる絶好のロケーションや、最寄駅まで徒歩5分など、アクセスの良さからも人気のある団地です。

敷地内に入ると、背の高いビルに囲まれた中央広場が。そこには手作り楽器をつくれる体験教室や、屋台が並んで賑やかな雰囲気です。住人の方が通りがかっては珍しそうに眺めたり、参加をしてみたりと楽しんでいました。

DIYキャラバンらしく、マスキングテープやビーズをふんだんに使用して思い思いの作品をつくる子供たち。外観はもちろん、中身の量や形を調整して音まで変えられるとあって、混ざった大人のほうが真剣に作業している姿が目立っていました。

オリジナルの楽器をつくったら、ライブライブパフォーマンスの会場へ。

関西で活躍するアーティストやパフォーマーを呼んでのライブステージは、私たちの持つ、団地のおとなしいイメージを書き換えるような企画です。
DIY部として活動する若手たちがバンドを結成して登場したりと、半参加型のライブパフォーマンスは大盛り上がり。一発屋のつもりだったのに、客席からは「またやってほしい」の声が続々とあがりUR DIY部の若手たちは音楽活動の継続を決意したとのこと。

楽器製作やライブイベントなど、音楽関連の企画が多い今回のDIYキャラバンツアー。それもそのはず。このツアー会場となった森ノ宮団地には、耐震改装にともなって生じたデッドスペースを活用した「あるもの」が誕生していたのです。

外観からもすぐにわかる、ひときわ目立つ部屋があります。「CAVE」とはどのような部屋なのでしょう? その部屋がある棟に入ると、所々にやっぱり「CAVE」の文字。一見しただけでは普通の部屋なのですが、扉をあけて納得します。たしかにこれは、不便なく使うことは難しそうな佇まい。

内側から見れば一目瞭然。補強用の鉄骨が玄関にかかり、ひとの出入りを阻害しています。これはまさにデッドスペース。物置と化してもおかしくないところを、あえて造られたのが、この「防音室」です。

ポップに装飾された室内の、黄色の個室内が防音設備になっています。

個室内はいかにもな装いで、心置きなく楽器をかき鳴らすことができるようになっていました。URの団地に限らず、ご近所同士の生活音のトラブルはなかなか難しい課題ですが、デッドスペースを活かして防音室をつくるという試み。
まだこの1室が試験的に造られたのみですが、各地に2号3号を増やして欲しいと思う方は、少なくないのではないでしょうか?

ただの交流会で終わらないのがDIYキャラバンツアー。今回は防音室の他にも、DIYプランの部屋や新企画の住戸がお披露目されていました。DIYに興味のある方はもちろん、賃貸住宅をお探しの方も楽しめるイベントになっています。お近くでイベントがある際はぜひ、顔を出してみてはいかがでしょうか?

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