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団地再生物語
団地の一階でお店を開く
column | 2012.5.15

前回までは、団地の最上階の「ふたつの部屋を借りて住む」ことをテーマに「仕事部屋と住まい」「親世帯と隣合わせ」という提案をしてみました。

今回は1階のふたつの部屋を借りて、ひとつは「住居」もうひとつは「お店」として使うという提案をしてみたいと思います。
公団は住居以外の用途としての使用はできないことになっているのですが、地域に密接した仕事は大規模な団地ならではの、ニーズにあった仕事といえるかもしれません。

団地の1階は庭に面していて、緑も茂った風通しのいい快適な空間です。ここに「カフェ」を開いてみました。
階段室をはさんで左右ふたつの住戸は、鍵が別々のふたつの部屋。ひとつの部屋の大きさは45m²です。

この団地内の「カフェ」は、住人のための空間。ひとり暮らしの方やお年寄りの方、または小さな子供を持って働いている方など、食事をひとりでするのはおっくうだったり、時間がなかったり、そんな人のために、住人が集まって利用する共同のカフェダイニングです。
庭にはデッキを敷いて、天気のいいときは素敵なオープンカフェになるでしょう。

これから核家族化また高齢化が進む中、少ない人数の世帯は食事の支度の負担は大きいですし、買い物だって一人でするのは大変になります。エネルギーだって一人分の料理にかけるのはもったいないでしょう。
なにより、集まって食事をする事は楽しいものです。自分のためにつくるより誰かのためにつくるほうが、料理の腕もなるというものです。料理好きの人が、地域の人のためにつくるカフェダイニング、お店の立地としてもいいですし、住人のニーズにもかないそうです。
また、団地の庭の一角で、季節の野菜を育てて料理に使ったりできるといいですね。

もしお店がつくれるのなら、カフェだけでなく、託児所、デイケアーやディサービス、本のリサイクルショップなど、住人の人が利用したいお店のアイデアは色々ありそうです。団地の1階にいろいろな店舗が入っていたら楽しいでしょう。
こうした地域の人たちが使える店づくり、住人のサービスを管理組合が行うよりそれぞれ個人が知恵と工夫をこらして、仕事としてサービスを提供するという考えはありそうです。
そうした活動が結果的に地域の活性化にもなるでしょう。外で仕事がなくなっていく時代に地域内で、また食住近接で経済的にも自立していく方法として店をもつのです。

団地の一階でお店を開く提案について、皆さんはどう思いますか?
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