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団地再生物語
塗装で団地の暮らしを変えてみる
column | 2013.5.7

家の中のあらゆるものを塗ってしまう
壁を塗り替えてみると、暮らしは一変します。アメリカの映画で、引っ越しをすると家族で家の中をペンキで塗り替える、そんなシーンをよく見かけます。古い団地のリノベーションについて考えてみるときに、まずは自分で自分の家の壁を塗り替えてみるというのはどうでしょうか。

壁も天井もトイレや玄関、個室への入り口にある建具もその枠も、キッチンの扉も、そして露出している古い配線なども全部塗ってしまいます。古い家具も一緒に塗ってしまうのもいいかもしれません。
最近は壁紙の上からでも塗れる素材もありますが、できれば少し大変でも壁紙をはがして塗りたいものです。壁紙の上からだと、後々、壁紙ごとはがされることもあるからです。

色のベースは「白」
どんな色を選び、配色するか。まずはベースとして全体を白に塗る、徹底して白く塗って余計な背景を消していくのがおすすめです。その上で、アクセントとしてどこか1ヶ所の壁を自分の好みの色に塗ってみるというのが配色の調和がとりやすいでしょう。

ペンキを塗るとなると、家の家具を動かして、掃除や整理整頓も行う必要があります。必要のない家具や収納を見直したり、壊れていた家具を修理したり、良い機会ですのでこのときに見直しするといいでしょう。

期間を決めて団地全体で行う
塗装をしていくと、不要な家具などのいらないものがたくさん出ることになるので、団地全体で期間を決め、一斉に大型ゴミやリサイクル可能なものの「交換会」をするというのはどうでしょうか。
家具だけでなく、本や洋服、鍋や器などといったものもたくさんあるにちがいありません。塗装についても、団地全体でやれば、ハケやペンキを入れるバケット、マスキングテープなど共有できるものもありそうです。

いかがでしょうか。家の整理整頓も一緒にして、家の壁を一新するという方法。団地全体で期間を決めて一斉に準備をして一斉に塗っていくという考え方。
突拍子もないようにも思えるかもしれませんが、それもある種のお祭り・イベントだと思って重い腰をあげて、長年の塵(チリ)を取ってみるのも悪くありません。

そして地域の人達とも新しい出会いができる良い機会にもなるかもしれないのです。
どんな風に塗るのか、となりの家を見学に行ってみる。塗装のうまい人に教えてもらう。若い人が高齢者の手伝いをするなど、助け合いもごく自然にうまれるでしょう。

そして終わったら、全員で慰労会、きっと盛り上がるように思います。もしかするといらなくなった家具や椅子を利用して、みんなで使える共有の家具をしつらえてみるのもいいかもしれません。
自分たちの暮らしを自分で変えてみる、仲間と一緒に行ってみる。きっと楽しい大イベントになるでしょう。
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