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団地再生物語
家事代行サービスを住人で行う
column | 2014.1.14

高齢化が進む日本、子供が少なく共働きが増える日本です。家事をするのがますます大変になってきます。そこで、家事を代行するサービスを団地の住人で結成するというのはどうでしょうか。

一般的に家事代行サービスは、安くても1時間で3,000円くらいの料金がかかります。それではなかなか頼むことができない人も多いでしょうし、そこまでの仕事をお願いするのでなくても簡単な買い物とか重い物を運んでもらうだけとか、そうした気軽な用事も頼めることができればと思います。30分で500円とか。なにかのついでにできるような「ご用聞き」のようなサービスがないものかと思います。

宅配や配食などのサービスも進む日本ですが、近くに住む誰かが、サービスを提供してくれるならもっと便利なはずです。また、掃除や洗濯などもそうです。日々のことですが、どうしても高齢になると億劫なものです。特に一人暮らしには面倒なものです。

自分たちでサービスを行う
こうしたサービスを主婦の人たちなどで結成して行うのです。しかもボランティアではなくて、少しのお金を交換するのです。そのことでかえって気兼ねなく頼めるようにもなるでしょうし、自分の家の仕事なら億劫になる掃除や洗濯も、人のためなら楽しんでできるかもしれません。こうしたサービスがあることによって、コミュ二ティ内の連携も強くなるかも知れません。

こうした家事代行のサービスに加えたいのが食事です。一人で住む人が多くなる日本で、食事を一人でするのはつまらないものですし、自分だけであれば料理もあまり進みません。
住人と共同で料理をつくったり、日替わりの当番制で誰かのために食事をするとか、それも一食300円ぐらいの少ない費用で食べられるようにならないものかとも思います。自慢の料理をつくって誰かに喜んでもらうというのは、楽しいことでしょう。

お金を稼ぐのでなく、気軽に頼める仕組みとして使う
このようなサービスが安い費用で行われ、しかもサービスをする人たちもわずかながらのお金をもらうというのは、お互いに気兼ねなく仕事を頼める仕組みかもしれません。
本来、お金も使わず、お互いに助け合うことができれば一番よいのでしょうが、それも現代ではかえって頼みにくいものです。

お金を儲けるためでなく、気持ちよく労働を交換する仕組みとして使うということができればと思います。コミュニティ内でおきる小さな経済が、お互いの助け合いを促進できるようになればとも考えます。

最近では、家事代行サービスの将来は8,000億市場に成長するとも言われています。家事というのを市場としてとらえることに違和感も覚えます。
市場ではなく、コミュニティ内で解決することと考えたいものです。年をとっても安心して暮らせる暮らしを、団地という数千という単位で多くの世帯が棲む場所だからこそ、こうしたサービスが住人でつくれるようにも思うのです。
いかがでしょうか。皆さんのお考えをお寄せください。

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