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団地再生物語
スケルトン階段で上下に広がるメゾネット空間
column | 2016.1.26

今回のコラムも、MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトの新プランをご紹介します。今年度、名古屋では新たに「水草団地(愛知県名古屋市)」と「桜田団地(愛知県名古屋市)」の2団地が加わりました。それぞれの団地で2タイプ、合計4タイプの間取りをリノベーションしました。その中でも、特徴的な2プランをご紹介します。

階段で縦につながるLDK空間
以下は、水草団地(愛知県名古屋市)のMUJI×UR Plan23(73.33m²)のリノベーション前の間取りです。

「メゾネット」とよばれている構造で、1住戸が2層になっていて室内に階段があります。
下階にはキッチンがあり、上階にトイレと水まわり、そして和室が3室あります。
以前のコラム、団地の中の2階建て「メゾネット住戸」でご紹介したように、「メゾネット住戸」は、2フロアの内、玄関や共用廊下は1フロアだけなので、廊下がない階は人が通らず窓を開けやすく、1フロアだけの住戸よりも風や太陽の光などの自然を有効に利用できます。また、上階と下階に住んでいるのは同じ家族なので、上階の音で迷惑することはありません。騒音がご近所の生活に響くことは少ないという特長があります。

以下が、リノベーション後の間取りです。

階段は直階段(回りこまない、上階から下階まで一直線に結ばれている階段)を取り入れ、勾配は以前よりゆるやかにしています。上り下りが楽になりました。
下階は、玄関を開けると階段越しにダイングキッチンが広がります。ダイニングキッチンの床はモルタル仕上げなので、観葉植物などを置くのにも適しています。ダイニングにはラグを敷いても良さそうです。

階段を光と風を通すスケルトン階段に取り換えました。無印良品「木の家」の鉄骨階段と同じです。

階段を上がると、目の前には明るい開放的なリビングがあります。上下階をゆるやかにつなげるLDK空間となりました。リビングの床は麦わらパネルを使用しています。鴨居を残しているので、ふすまやカーテンで仕切ることもできます。
また、上階には共用廊下がないので、窓を開けることに抵抗は少なそうです。窓を開けることで光が入り、春や秋には風通しを楽しめます。

上階の和室にあった2つの押入れを1つにすることで、ウォークインクローゼットとして使うことができます。また、この寝室をつなぐウォークインクローゼットは、ふすまをあければ光と風が通り抜けます。

この空間は、ちょっとした書斎スペースとして使っても良さそうです。


玄関土間とつながるリビング
もうひとつプランをご紹介します。桜田団地(愛知県名古屋市)のMUJI×UR Plan21(64.02m²)です。以下は、リノベーション前の間取りです。洋室が1つと和室が2つある3DKの間取りです。

以下が、リノベーション後の間取りです。
キッチンを対面キッチンとし、リビングに向けて配置しています。玄関横に合った押入れを撤去し、玄関を広い土間スペースとしています。また、玄関とリビングの間は4枚の半透明ふすまで仕切っており、ふすまを開ければ玄関とリビングがつながって、縁側の様な雰囲気でお客様をお出迎えすることができます。

広がった玄関と、麻畳を敷いたリビング。
キッチンは組合せキッチン。対面キッチンなので家族と会話をしながら料理が出来ます。
リビングと玄関の間を仕切る半透明ふすま。暗くなりがちな玄関を明るくします。
ふすまをあければリビングと玄関が一体的に使えます。
小天井を利用して寝室の一部をウォークインクローゼットに。

いかがでしょうか。今年度から取り組んだ団地のメゾネット住戸のMUJI×UR Plan23は、階段を変えることで大きく印象が変わったかと思います。また、玄関土間とつながるリビングのMUJI×UR Plan21では玄関が広くなり、リビングがつながることで、人を招きやすい空間が出来ました。床をモルタル仕上げした空間は、趣味のアウトドア用品をおいても良さそうです。素材を少し変えてあげるだけでも、暮らし方の可能性が広がります。

今回ご紹介したリノベーション住戸の入居募集は、2016年1月30日(土)に開始します。受付方法、モデルルーム内覧の詳細、家賃などの詳細はこちら(URホームページ)をご覧ください

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