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団地再生物語
土間のある暮らし
column | 2017.3.14

MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトでは、団地の住戸をリノベーションすることで団地の魅力の再発見を行ってきました。そこでは団地の持つ周辺環境の良さや、陽当りや風通しといった屋外環境の良さを大切にしています。
光や風といった屋外の環境を室内に取り入れることで気持ちの良い空間をつくりましたが、今回は屋外のように使える室内の空間「土間」に注目してみます。

室内でも屋外のように使える場所「玄関土間」に使われるコンクリートやモルタルは、汚れにも強く、ある程度水にぬれても大丈夫な素材が使われます。傘やベビーカーなど外で使うモノ、自転車やキャンプ道具などのアウトドア用品、サッカーボールなどの外遊びの道具を置くのに適した床材といえますが、玄関土間は一般的に小さく限られたスペースなので、そういった道具を置く場所に困ることがあります。
結果、玄関の外に置いたり、バルコニーに置いたりすることになりがちです。

ここで、土間スペースを広げるとどうなるでしょうか。
MUJI×UR Plan 21では、玄関土間を広げてリビングと一体的につながる空間をつくっています。そこに植物を置いたり、収納を置いたりすることも出来ますし、段差に腰かけて使うこともできます。土間を広げたことで大きな靴棚やベビーカーを置いても良さそうです。

MUJI×UR Plan 22では玄関からワークスペースやダイニングキッチンにまで土間を広げています。ワークスペースに自転車やアウトドア用品を収納しても良いでしょう。もちろん個室やスタディールームなど室内の空間の一部としても使えます。

また、MUJI×UR Plan 15MUJI×UR Plan 19のように、フローリングのような素材感はありませんが、モルタルより柔らかく汚れに強い素材のシートを貼るという提案もあります。

ただし、注意点もあります。コンクリートやモルタルは素材の特性上硬いので、音が響きやすくなります。遮音性には注意が必要です。ラグなどを敷いて工夫するとよいでしょう。

このように気を付けなければならないことはありますが、外の床材を室内に使うことで外の使い方と内の使い方の両方をすることが可能になり、暮らし方が広がります。現代のアウトドア趣味にも対応できそうです。

屋外の暮らし方を室内に取り込む土間のある暮らし、皆さんはどのように考えますか?
ぜひご意見をいただければと思います。

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