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連載:初心者が家を買う
不動産会社に行く(2) 何軒も足を運ぶべき?
column | 2010.10.19

FUJI 男性・独身。30歳代後半。

私が「実際に家を購入するまで」の顛末記を連載することになりました。

自分の家を買う(見つける?)までに、いろいろとすべきことはあるのですが、初めてのことが多く、遠まわりも多いのです。みなさんは反面教師にしてください...。



みなさん、こんにちは。FUJIです。



さて、前回に引き続き、不動産会社へ行ったときの話です。



今、自分が住んでいる場所にほど近いターミナル駅へ行き、とりあえず目に付いた大手不動産会社の門を叩いたのですが...、数多ある不動産会社のうち、どこへ行くのがよいのか、という疑問は残ります。



そのあたりの疑問も、不動産会社の方に直接ぶつけてみました。

どの不動産会社に行くべきなの? 何軒も足を運んだほうがいいの?


先に答えを書いてしまうと...、「どこに行っても、そんなに大きな違いはない」ということになると思います。



新築の建売住宅や新築マンションを買うときは、ハウスメーカーやデベロッパーから購入する、というのが一般的ですよね。ですから、複数の物件を見たければ、それぞれの建売住宅や新築マンションを販売しているハウスメーカーやデベロッパーのところへ足を運ぶ必要があります。



でも、土地や中古住宅、中古マンションなどは、個人のオーナーから買うというのが一般的です。不動産会社は、あくまでも売り手と買い手の間を「仲介する」という役割なんです。



土地や中古不動産を売りに出す人は、不動産会社に仲介をお願いして、買い手を探すことになります。



すると...、誰かが売りに出している物件の情報は、仲介を依頼した不動産会社しか持っていないんじゃないか、ということになるんですが、そうではないんですね。



世の不動産会社のほとんどは、「レインズ」という共通のデータベースを利用しています。このデータベースには、誰かが売りに出したいと思い、どこかの不動産会社に仲介を依頼した物件の情報が、ほぼ全て登録されているんです。



ごく稀に、このデータベースに登録されない物件もあるんですが、それはほんのごく一部、というのが実情だそうです。



つまり、今現在、売りに出されている物件情報は、どの不動産会社が仲介している物件であるかに関係なく、どの不動産会社も把握している、といえるんです。



実際、私がお邪魔した不動産会社でも、「とりあえず...」ということで、いくつか物件を紹介してくれたわけですが...、それぞれの用紙には、私がお邪魔した不動産会社以外の会社の名前や連絡先が記されていました。



どの不動産会社に行っても、手に入る情報にそれほど違いがない、というのは、こういう仕組みがあるからなんです。

店舗それぞれが得意とするエリアがある?


というわけで、駅前にたくさんある不動産会社のどこに行っても、手に入る情報にそれほど違いはない、ということになります。



ただし...、データベースには、全国津々浦々の物件情報が登録されています。もちろん、不動産会社も、無数にある全国の物件情報すべてを把握しきることはできません。そんなに人手が余っていたりはしませんよね。



不動産会社の店頭にやってくるお客さんのほとんどは、今訪れている不動産会社に近いエリアの情報を求めています。その結果、不動産会社は、自然と、その不動産会社が立地するエリアの情報に気を配り、把握するようになるわけです。



たとえば、池袋にある不動産会社を訪れて、「横浜の物件を紹介して欲しい」とお願いしたとします。データベースがありますから、不動産会社は、その要望に応えることは、一応できます。でも、不動産会社の社員誰も、その物件を直接見たこともないし、物件の周辺のことも知らない、ということになってしまいます。



というわけで、やはり、物件を探すには、探すエリアをある程度絞り込んで、探すエリアに位置する不動産会社を訪れるのがよいようです。



私がお邪魔した不動産会社も、全国展開している会社なのですが、やはりそれぞれの店舗ごとに得意なエリアがあるのだとか。郊外の物件も紹介して欲しい、と相談したところ、「でしたら、○○店の社員を紹介します」と言われました。



そのあたりは、面倒くさいと思わずに...、やはり現地に足を運ばなくてはならない、ということですね。

不動産会社に行く前に、銀行へ行くべきなの?


そうそう...、前回、「不動産会社に行く前に、予算がどのくらいなのかを決めておいたほうがよい」と書いたのですが、このコラムを読んだ無印良品の家スタッフから突っ込みをもらいました。



いわく、「不動産会社によっては、銀行へ行く前におとずれても、けっこう親身になって相談にのってくれるところもある」。



というのは、今回書いたように、物件情報は、どの不動産会社に行ってもそんなに変わらないわけです。すると、不動産会社を利用する客としては、いろいろわからないことに親身になって相談にのってくれる不動産会社を通して物件を購入したほうが安心だ、ということになるからなんだとか。



また、注文住宅の場合は、まだ予算が決まっていないが、なんとなく住宅展示場に足を運んだ客の気持ちをとらえるのが大切だ、とされているんだとか。そういうハウスメーカーは、予算のこととか、土地探しのことなども、相談に乗ってくれるケースもあるそうです。



ふーむ、必ずしも「まず銀行に行く」という必要はない、というわけですね。もちろん、予算を把握したうえで家探しをするほうが、手間は少なくてすみますが。



さらに、無印良品の家のスタッフから、こんな突っ込みがありました...。



「いや、だからね、家を買うのって、『初めて』というお客様がほとんどなんですよ。だから、無印良品の家でも、お客様が困らないように『初めての家づくり講座』をやっているんです。FUJIさんも、『家づくり講座』に来れば...。あっ、それをあえてしないで、失敗を重ねる、というのが、コラムの趣旨でしたよね(笑)」



そうなんです。それがこのコラムの趣旨なんですよ...。(涙)

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