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連載:初心者が家を買う
銀行に行く(1) 住宅ローンはサラリーマンが圧倒的に有利?
column | 2010.11.16

FUJI 男性。30歳代後半。夫婦ふたりで、子供なし。
私が「実際に家を購入するまで」の顛末記を連載することになりました。
自分の家を買う(見つける?)までに、いろいろとすべきことはあるのですが、初めてのことが多く、遠まわりも多いのです。みなさんは反面教師にしてください...。



みなさん、こんにちは。FUJIです。

さて、今回は「銀行へ行ってみる」編です。

近頃では、金融機関もウェブサイトで「住宅ローンシミュレーション」などをやっていたりして、どのくらいの金利で貸してくれるのかとか、月々いくらずつ返済すればよいのか、などが簡単にわかるようになっています。

とはいうものの、「実際にどのくらい借りられるのか」は、窓口に足を運んでみないとわからない...。

金融機関って、ほんとにいろいろありますから、どこへ行けばよいのかで迷います。とりあえずは、自分がずっと使っている銀行に行ってみることにしました。かれこれ15年以上使っているわけですから...、単に親しみがある、というだけでなく、銀行側から見ても、私は「いいお客さん」であるに違いない、と思ったからです。

もちろん、銀行は「近所の生果店」ではありませんから、いくら私が頻繁に利用していても、銀行としては「馴染みの客」ではないでしょうけど...。

サラリーマンはとっても有利?


というわけで、有給休暇をとって会社を休み、銀行の窓口にへ。

「住宅ローンの相談がしたい」と言ったところ、丁寧に対応してもらいました。

銀行の窓口の方に、自分のだいたいの年収を聞かれました。そのうえで銀行の窓口の方いわく、「とりあえず、FUJIさんの年収だと、百万円くらいまでなら貸せます」とのこと。

ただし...、「実際にどのくらい貸せるのかは、購入する物件が決まってから、再度審査する、ということになります」とのこと。

まぁ、それはそうですよね。購入する物件が、借りるローンの担保にもなるわけですし。サラリーマンの場合は、こんな感じで「貸せるローン額」は「もらっている給与」からすぐに算出してもらえるようです。

ちなみに、私の妻は自営業でして...、いわゆるフリーランスの仕事をしています。いろいろあって(汗)、妻の名義で買うことも考えていたので、妻の名義で買う場合を相談したところ...、「ちょっと厳しいですね」とのこと。

妻は、自分で会社を経営しているのですが、社員はいません。つまり、「自分ひとり会社」です。銀行としては、会社の大小に関わらず、法人を経営している場合は「会社の決算3年分と、個人収入の3年分を教えてください」とのこと。そのうえで、「会社の決算が赤字の場合は、住宅ローンを組むのはかなり厳しいです」と...。

家の購入は妻の名義で、というプランは残念ながら無理なようです。(涙)

いつも使っている銀行は、優遇措置ってあるの?


もうひとつ銀行に尋ねたかったことがあります。それは、「いつも利用している銀行だと、ローンの金利が下がるとか、何かしらの優遇措置はあるのか?」ということです。

ちなみに...、ほとんどの銀行では、残念ながらそういうものはないようです。

私が訪れた銀行では、「自銀行の口座を利用していると、住宅ローンの金利が下がる」とうたっているのですが...、窓口の方いわく、「住宅ローンをご利用になる、と決めていただいたときに、新たに口座をつくればいいので...、ずっと当銀行を使っていただいている方も、住宅ローン契約時に初めて当銀行をお使いになる方も、実は同じなんですよね...」、と。

ずっと使っていて、お得意様だから...、ということでの優遇措置はほとんどないそうです。あるとするなら、「サラリーマンの場合、給与が振り込まれる口座を持っているならば、収入がいくらであるかが把握しやすいので、住宅ローンの審査が早くなる」ということくらいなんだとか。

最初の目論見もついえてしまいました...。

ただ、これについては、優遇措置のある金融機関もあるとも聞いているので、それについては次回以降、報告したいと思います。

サラリーマンであれば、優遇措置がある?


この「優遇措置」について、ちょっと不思議に思い、私の友人に相談したんです。

その友人は、私が使っている銀行ではありませんが、金融機関に勤めています。実は若いころに一緒に同居していたくらい仲がよいので、ちょっと銀行の裏話というか、ホンネを聞いてみたいと思い、さっそく呼び出してご飯をいっしょに食べました。

まず、優遇措置についてなんですが...。

「えっ、FUJIはわかってないなぁ(笑)。優遇措置ってのは、窓口にあるわけじゃないんだよ。銀行にとってみると、個人のお客さんなんて、よっぽどの金持ちじゃなければ、ひとりひとりは、そんなに重要なお客ではないわけ。それよりも、サラリーマン労働者が多い日本では、銀行が重要視しているのは、企業なんだよ。だから、たとえばFUJIが使っている○○銀行は、FUJIがつとめている会社の経理部とかが重要なお客さんになる、ってこと。」

「FUJIが○○銀行を使っているのは、新入社員として入社した会社のメインバンクが○○銀行だったからでしょ?」

そうなんですよね。新卒で入社した会社が「給与振込みのために、新入社員の方は、できれば○○銀行の口座をつくってください」と言ったからなんです。

「だから、○○銀行は、FUJIが働いていた○○社の住宅ローンをバックアップしているんだよ」

そういえば、私が新卒で入社して働いていた会社では、会社の福利厚生の一環として、すごく安い金利で住宅ローンが組めるようになってましたっけ。なるほど、そういうことか...。

「窓口に来たお客さんには、窓口で設定しているプランしかすすめようがない、というのはあるけど、優遇措置がないわけじゃないよ。」

他にもいろいろとこの友人には聞いたのですが、次回に続きます。

次回は「日本の住宅ローン審査は厳しい?」ということについてです。引き続きよろしくお願いします。 m(_ _)m

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