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連載:初心者スタッフより
お正月に実家で考える、集合住宅 vs 一戸建て。家の購入は、実はご近所づきあいがポイント?
column | 2009.12.22

FUJI 男性・独身。結婚したいさかりなお年頃をやや過ぎてしまった。結婚のために家を買う、というのが人生の当面の目標。しかし貯金は少なく、実現はいつになることやら...。   CHAKA 女性・既婚・子どもあり。2年前に自宅マンションをリフォームしたが、思ったほど満足していない。歯に衣着せぬ辛口トークで他のスタッフに恐れられている。



あっという間に、もう年の瀬ですか。今年も正月は、実家に帰って両親と迎えるのか...。


結婚すると、自分の両親のところだけでなく、相手の両親のところにも行くのが普通だと思いますよ。...って、そういえば独身ですもんね。


ひとが気にしてることを...。


そうそう、お正月に実家に帰る、というので思い出したんですけど、先日、ウチの営業担当と話していたときに、「家の購入を思い立った時期、として、一年間のうちで1月がダントツに多い」っていう話題が出たんです。


えっ、そうなの? 普通に考えると、家みたいな高額なものは、ボーナスが出た直後とか、そういう時期に購入を考えるものだと思うよね。


それが違うらしいんです。営業担当によると、こういうお客様の声があったとか。

「今は夫婦で東京で賃貸マンションに住んでいますが、正月に実家に帰ったときに、自分が育った一戸建て(今は両親がふたりで暮らしています)で4、5日暮らしてみて、しみじみ『マンションよりも、やはり一戸建てがいいなぁ』と感じたんです」

「正月に田舎に帰省したときに、一戸建てを新築したという友人を訪ねました。そこで、一戸建ての良さをいろいろ体感し、友人からも吹き込まれ、『自分も一戸建てがいいなぁ』と思ったのが、家を建てることにしたきっかけです」

 

実家でしみじみ考える? 一戸建てのメリット


なるほどなぁ。僕も地方出身だから、こういうの、わかるなぁ。


どうしても都心部よりも地方のほうが土地の価格が安いですから、集合住宅ではなく一戸建てを購入しやすいという傾向はあるでしょうね。価格が安い分、同年齢で収入なども同じくらいでも、地方に住んでいらっしゃる方のほうが、若いときに家を購入する傾向もあるみたいです。また、東京都は47都道府県の中で最も結婚年齢が高いですから。家を購入するきっかけのひとつが、やはり結婚ですしね。


そうなんだよねぇ。東京に住んでいる友人は、僕と同じくらいの年齢で、僕と同じように賃貸に住んでいる人がけっこういるけど、地方に住んでいる友人の多くは、結婚して、自宅を購入してるもんなぁ...。子供がいる人も多いし。


ご実家に帰ると、単に「両親の家を見て、良いと感じる」というだけでなく、やはりご両親から「結婚は...? 子供は...? 家は...?」といろいろ言われる機会になる、ということもあるんでしょうね。


そうそう! そういうふうに「やいのやいの」言われるのが憂鬱で...。


憂鬱って...、ご両親が心配してくれているあいだが華、だと思いますけど。


そういやそうなんだけど...。ウチも決して裕福ではないけど、「結婚して家を買うなら、資金のこととか相談しなさい」とかって、母親に言われたりするわけ。


まぁ、それ以前の問題ですよね。まずは相手を見つけないと...。


......。その話題は置いておいて、「子どもが幼い間は、玄関から駐車場までが近いとやはり便利。一戸建てにしてよかった」って言ってる友人もいたね。やっぱり子どもを抱えて移動するのは、なかなかしんどいからなぁ。

 

実は、ご近所づきあいが家購入のポイント?


そういえば、以前、「家づくり相談会」にいらっしゃったお客様にいろいろうかがったときに、こんな声もありましたね。

一戸建てよりもマンションのほうが、セキュリティ面では良いように思っていたんですが、「一軒家のほうが近隣の触れあいが多く、安心して暮らせる」という話を両親から聞き、マンションではなく一戸建てにしようと思ったんです。


確かに、マンションの2階以上に住む場合、玄関の鍵さえ気をつければよい場合が多いから、「施錠」という点では楽なんだよね。でも、都心部の集合住宅って、引っ越しなんかで人の出入りが激しいから、隣の部屋に住んでいる人の顔を知らない、というのもごく普通のことなんだよね。「人」っていう観点だと、確かに戸建住宅が集まっているところのほうが安心かもね。


私も今のマンションに住んで2年ほどなんですけど、エレベータなどで他の住人の方とすれ違ったときには挨拶しているんですけど、実はどの部屋のどなたなのか知らないんです。


それは僕も同じだな。


一戸建てが集まっているエリアに住んでいると、集合住宅よりも人の出入りが少なめで、近隣の方と長くおつきあいする場合が多くなりそうですよね。


そういうことは、ウチの母親も言ってた。一戸建てって、塀や垣根越しに庭にいる人の顔が見えたりするから、挨拶したりする機会が多いんだって。


それ、イメージ湧きますよ。マンションだと、同じフロアの方が玄関からちょうど出てくるところを目にして、挨拶することはありますけど、違うフロアの方だと、どの部屋にどなたが住んでいるのか、玄関の扉越しにはいっさいわかりませんしね。


それを解消する目的もあって、無印良品では、「住人祭」をやったりしてるわけだけど。


ご近所づきあいのリアルな話なんかが、お正月に実家でいろいろ話題になったりすると、それもまた家を購入するきっかけになるんでしょうね。


【今回のまとめ】

  • 「家を買おう」と思い立ったのは1月、という人が、実は非常に多い。
  • お正月に実家に帰ったときに、「戸建てっていいなぁ」とか「持ち家っていいなぁ」と思って、家の購入を決意する人が多いようだ。
  • 地方のほうが、家を購入する年齢が低い傾向があるので、正月は、家を買うというのがどういうものなのかを地元の友人などに聞くチャンスだ。
  • あまり両親を心配させたくないので、僕もそろそろ本腰を入れて、婚活にいそしまねばないらない。
  • 僕も「結婚したら、一戸建て」という順序じゃなくて、結婚する前に一戸建てに住んだら...、隣家の人と親しくなって、恋に発展したりするんじゃないかな?


まぁ、その変な、というか、個人的人生の反省みたいな「まとめ」をするのはいいんですけど...、「そろそろ本腰を入れて婚活」って、まるで、今まではちゃんと婚活をやっていなかったから、お相手が見つからなかった、みたいに聞こえますよね。言い訳なんじゃないですか?


そ、そうかな...。


あと、一戸建てを結婚前に、というのはご自由にやっていただければいいですけど、隣家の方と恋に落ちる、なんていうのは、ドラマとか映画の中の話なんじゃないですか? 結婚が人生のすべてじゃないわけですし...、いい齢なんだから、もうちょっと現実を見据えたほうがいいんじゃないですかね?


厳しい......。今年もひとりで実家に帰ります...。

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