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住まいのかたちコラム
HOUSE VISION へ向けて
column | 2013.2.19

無印良品は「これからの暮らしを考える」ことをMUJI HOUSE VISIONと名付けて取り組んでいます。それは、感じのいい暮らしとは何かということ。これからの暮らしはどうなるのだろうか、そしてどのようにしていきたいのか、そうしたことを皆さんと一緒に考え続けてきました。

「これからの暮らしを考える」というこのテーマが始まったのは、無印良品が家の事業をはじめたのと同じ時期です。無印良品が「家」への取り組みを始めたのは2000年のこと。ものを売る企業でなく暮らしを提案する企業へという大きなテーマを掲げ、WEBを通して皆さんとのコミュニケーションを始めます。

2004年には、有楽町の店舗の中に「木の家」のモデルハウスを展示、その後全国で「家」の事業を展開していきます。
「永く使える、変えられる」をコンセプトに、一室空間を家具で仕切るという間取りのない家を提案、2007年には「窓の家」という商品を発売しました。当初なかなか売れなかった「家」も現在では年間200棟をこえ、いままでに1000棟以上の家を全国で販売しています。

しかし、「家」を売るのが目的ではなく、「暮らし方」を考え続けること、現代の暮らしの理想像を追求し続けることが我々のミッションです。いったいどんな暮らしを実現したいのか、そのための住まいのかたちは?ということをずっと考え続けてきたのです。

私たちはこのことを無印良品だけで考えるのでなくて、多くの企業と一緒に考えたいと思い、業界を超えて、同じ想いを共有するHOUSE VISIONという活動に参画しています。
スタートは2011年の3月でした。それ以降、HOUSE VISION研究会のメンバーで多くの議論を交わし、シンポジウムや討論会を行ってきました。
そして、2013年3月に東京・青海にて、世界規模の展覧会「HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION」が開催され、無印良品も参加します。
この展覧会は「新しい常識で家をつくろう」と題して未来の暮らしについて企業と建築家が実際の家のモデルを展示してみるという展覧会です。企業の先進技術や知見を、建築家やクリエーター達の力で具体的な暮らしの舞台の「家」に表現し、我々にその可能性を提示してくれます。エネルギー、交通や移動体、数寄の文化、リノベーション、センサーや通信技術、コミュニティなどをテーマに7つの展示ハウスがつくられます。
無印良品も1/1スケール実物大の「家具の家」を出展します。

今回の「家具の家」の設計は、紙の家で有名になった建築家の坂茂氏。すでに氏は「家具の家」というのを1998年に発表しています。それは家具を「建築の壁=構造体」として扱うという合理的な考え方で、家具で家の壁を構成して、あとは屋根をのせるだけという家です。
収納家具を追求してきた無印良品において、この「家具の家」は家具と建築が一体となった、革新的な家となります。

とはいえ、家具を家の構造とするには、強い家具でなければなりません、今回はそうしたことを解決しながら、同時に無印良品の家具のモジュールにあわせた、無印良品の生活用品から家までを1つの寸法体系で完全に一致させていくという仕組みの提案とも言えます。
ものの持ち方が暮らしのかたちをかえるかもしれません。無印良品が追求して来た、収納のあり方を暮らしの中で具現化してみました。
今回の家は「木の家」「窓の家」に続く、新たな無印良品の家の道筋となります。ご期待ください。

>「HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION」に向けての坂氏のコメントは、こちらの動画からみることができます
>HOUSE VISIONに関するニュースリリースはこちら

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