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住まいのかたちコラム
緑に向き合う暮らし
column | 2011.10.18

「緑に向き合う暮らし」といっても、その思い描く暮らしは、人それぞれです。
森の中での暮らし、庭のある暮らし、そのほかベランダでの緑、部屋の中のたくさんの観葉植物など、いろいろあるでしょう。
でも共通しているのは、自然を通して何かしら体にとって気持ちがいいと感じることです。その理由は正確にはわかりません。不思議なもので大きさにかかわらず、小さな盆栽でも植物を眺めていると脈々と流れる生命の力を感じるものです。それは、体が覚えている「自然と人間」との関係のようにも思います。
太古の昔から、木だけでなく、石や山やあらゆる自然のものに神が宿るという考え方がありますが、特に木には特別の意味があるようにも思えます。

植物はなにかにつながっている
植物はまるで、コンピューターの端末が地上から生えているようなもの、どこかにある大きなホストコンピュータにつながっているような気がしてきます。人間が生まれる前から植物はずっと生きていて、あらゆる人類の栄枯盛衰をみてきたのでしょう。そして根は土を通して世界中のどこともつながっているようにさえ思えてしまいます。
植物が話をすると言う人はあまりいないでしょうが、声をかけながら育てるとすくすく育つともいわれます。もしかすると木は人間の言葉がわかるかもしれない?と、SF映画のようなことも想像してしまいます。

近代化の中で経済成長が豊かさであるという経済中心の暮らしにおいて、現代は自然との調和をすることを忘れてきてしまいました。時代は成長の限界が問われ、化石燃料の終焉、人口問題、食料問題など、あらゆることが今までの延長線上に進まないことが明らかになってきました。
これからの暮らし方を考える時代がやってきたのです。その時に、どうしても必要なことが緑の存在です。緑はいつも近くにいていろいろな気づきを与えてくれるでしょう。緑のある暮らし、その気持ちのよさは、きっと太古の時代より人と自然との関係の間にある目には見えないなにかを気づかせてくれる装置なのかもしれません。

緑を目の前において、緑と向き合ってみる。見えなかった何かが見えてきて、聞こえなかった何かが聞こえてくるかもしれません。ぜひ緑を暮らしの中に取り入れてみたいものです。
皆さんは、緑とどのように暮らしていますか? ご意見をお待ちしています。

無印良品とつくる緑の暮らし
家族の森プロジェクト

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