みんなで考える住まいのかたち

  • もっと家の話をしよう
  • 入居者インタビュー
  • 住まいのコラム
  • アンケート
  • ちんぷんリノベ村
住まいのかたちコラム
段差のある家
column | 2011.12.13

今回は、「段差のある家」について考えてみました。
というのも、先日行った住まいのかたちアンケートでは、ご自宅のリビング・ダイニングで床座で食事をしている人が24%もいました。しかしリビングだけが床座だと、座った時に天井が高すぎたり、他の場所にいる人と目線の高低が違いすぎたりして居心地が悪い面もあります。

ここでは、リビングもダイニングも床を40センチほどあげて、ダイニングのカウンターは掘りごたつのように足を下に伸ばせるように考えてみました。こうすることで、床に寝転んでも違和感なく、またキッチンの向こう側で準備をしているお母さんとも普通に会話を楽しめます。

天井の高さも今の既成のマンションはどんどん高くなっていますが、それは椅子の暮らしを前提にしているものなので、床に座ると高すぎてかえって落ち着かないものです。
また、家の中に階段があるのはお年寄りの方には少し面倒という方もいるかもしれませんが、小さな段差よりも、思い切ってこのくらいあげてしまった方が腰を下ろすことができ、気づかずに転んだりということも少ないでしょう。

また、ベランダ側の窓まわりも工夫が必要になります。窓の前でまた床を落として、ベランダ側の床の高さと合わせる必要があるでしょう。とはいえ、ここも腰を下ろしたりして、窓の外を眺めたりしながらちょっとした縁側気分にもなるものです。ベランダをきれいにしつらえて、外と内とのつながりを演出するのもよいでしょう。こうすることで外の空間が家の中まで入り込み、ベランダが広く感じることでしょう。

室内に段差をうまくつくることで空間に変化がうまれ、実際以上の広さを感じることにもつながるでしょう。
高くした段差の床下は十分な収納スペースも取れますので、できるだけ部屋の中にはものを置かずにすっきりとくらしたいものです。床座の生活でものが溢れ出すと、床にものが散乱しているように見えて余計にだらしなく見えてしまいます。
なにも置かずにすっきりさせて床の高さの変化を楽しむ。今回の提案、みなさんはどのように思いますか?

みなさんのご意見・ご感想を
お聞かせください。