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住まいのかたちコラム
オープンキッチンの高さについて考える
column | 2012.7.17

今回は、オープンキッチンの高さについて考えてみようと思います。

オープンキッチンがいいと多くの方からご意見をうかがいますが、実は設計の段階では、その手前に置くカウンターやダイニングテーブルとの高さに悩むことがあります。
もちろんオープンキッチンとダイニングを、2つの空間に分けられればいいのですが、限られた部屋の広さであれば、キッチンとダイニングを一体にすることで、他のスペースに余裕が生まれてきます。

シンクの高さは80~85cmが標準です。そこにダイニング用のテーブルやカウンターを配置したいのですが、テーブルの一般的な高さは70cmほど、どうしても段差ができてしまいます。もしシンクの高さに合わせようとすると、椅子の足を高いものにしなければならなくなり、選べる選択が極端に少なくなってしまいます。
そこで、いくつかキッチンとシンクとダイニングの配置を考えてみました。

[1]壁ぎわにキッチン
昔からよくある配置にも見えますが、あえて壁ぎわにキッチンを置いています。ダイニングテーブルは料理用の作業台としても使えて便利です。

[2]オープンキッチン
オープンキッチンにしていますが、キッチンの前のカウンターとの間に12~17cmの段差ができます。

[3]シンクとコンロを分ける・1
シンクとコンロを分けて配置し、コンロをカウンターテーブルと同じ高さにします。コンロの高さが少し低くなっても、使い勝手はあまり悪くなりません。また、みんなでつつく鍋料理など、テーブルの一角でそのまま調理できるのも便利です。

[4]シンクとコンロを分ける・2
これは上記[3]と同じ考え方ですが、家族4人が向き合って食事ができるような位置にダイニングテーブルを配置してみました。テーブルとキッチンが同じ高さでつながっていることで、見た目にも広々と感じることができるのです。

以前のコラム「料理が中心の家」ではキッチンスタジオのような配置を、コラム「段差のある家」では、リビング・ダイニングの床を40cmほどあげて掘りごたつのように足を下に伸ばせるような提案をしています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

また、キッチンを使っていないとき、食事をするときなど、キッチンの雑然としがちな風景をみるのが気になる方は、キッチンとダイニングの間に扉をつけて隠してしまうというのも工夫のひとつです。

オープンキッチンの高さについての考え方、いかがでしたしょうか? 皆さんのご意見をお寄せください。

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