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vol.1 二つの暮らしを楽しむ家
「無印良品の家」で暮らしている方を訪ねて冬の京都へ。
家具デザイナーの小泉誠さんが、
アンティークが好きなIさん親子の家に会いに行きました。
interview | 2010.1.15

プロローグ

家具から住まいへ。暮らしから家具へ。

僕がデザインの仕事を始めた頃は家具の仕事が中心でした。
単体で姿形が美しい彫刻のような家具もありますが、僕がつくる家具は、
それ自体が何かを主張するのでなく、人々の「暮らし」を背景として、
その道具を使って生活する人が絵になる道具を目指していたのです。
やがて僕はその道具を置く環境を意識するようになり、
仕事は生活空間のデザインへと広がって、
近年はその器である戸建て住宅も設計するようになりました。
「無印良品」も暮らしに必要な品々から始まり、
約30年を経て現在では「家」を手掛けています。
暮らしの道具から家への広がりは、自然な流れと言えるでしょう。
人の暮らしは人の価値観のようにそれぞれで、
ルールに縛られるものではありません。
洋服を選ぶように暮らし方を選び家を語る。
そんな時代の萌芽を私は感じています。

小泉 誠|こいずみまこと 家具デザイナー
1960年東京生まれ。デザイナーの原兆英・原成光両氏に師事した後、1990年コイズミスタジオ設立。
箸置きから建築まで生活に関わる全てのデザインを手掛ける。
2003年にデザインを伝える場として東京の国立市に「こいずみ道具店」を開き、リアルなデザイン活動を展開している。2003年「デザインの素」出版。
2004年 ギャラリー間展覧会。同時に「と/to」出版。

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