みんなで考える住まいのかたち

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vol.18 つながる家
「無印良品の家」で暮らしている方を訪ねて愛知県あま市へ。
建築家の大西麻貴さんと百田有希さんが
情趣ある家具と暮らす「窓の家」に会いに行きました。
interview | 2015.4.7

プロローグ

地形のような家

家にはいろいろな場所がある方が好きです。
あたたかい場所やひんやりした場所、暗い場所や明るい場所。 風が通り抜ける廊下や、大きな吹き抜け。 あるいは小さく狭い秘密の場所。家は一つの環境だと思います。 だから、ここはリビング、ここは寝室、ここはキッチン、というように部屋がはっきりと名付けられた空間はなんだか息苦しく感じます。なんとなくここは「ご飯を食べたくなる場所だな」とか「寝そべってみたいな」と空間がやわらかく私たちを導いて、結果的にそこがダイニングと呼ばれる場所になったり、寝室という部屋になったりする方が楽しいし、豊かなのではないでしょうか。窓の大きさ、廊下の幅、床の素材、天井の高さ、玄関の位置、そうした一つ一つの選択が、この家にしかない環境の骨組みをつくっていくのでしょう。キャンプに出かけて、森の中に自分たちの居場所を見つける様に、家の中の様々な場所を自分で選び取ることの出来る、地形のような家を私たちもいつか設計してみたいと思います。

大西麻貴+百田有希|おおにしまき+ひゃくだゆうき
建築家 2006年に京都大学建築学科を卒業した同級生。
それぞれ、東京大学大学院、京都大学大学院で修士課程を修了し、2008年に大西麻貴+百田有希/o+hを共同主宰。
建築設計を中心にインスタレーションやまちづくりなどさまざまな活動に取り組む。
主な作品に「二重螺旋の家」(2011年)、「さとうみステーション」(2013年)など。
2012年新建築賞受賞ほか。

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