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vol.19 日曜の家
「無印良品の家」で暮らしている方を訪ねて千葉県千葉市のニュータウンへ。
café vivement dimanche 店主の堀内隆志さんが、
静かな住宅街の真っ白な「木の家」に会いに行きました。
interview | 2015.8.11

プロローグ

自分の家に暮らすということ

明確に暮らすということを意識したのは、住宅を購入してからだった。それまでは借家暮らしが長く、何となく家に対する想いは薄かったように思える。床のキズや壁の穴など、退居する時の後々のことを考えてしまい、自分たちの理想の家にするのには、躊躇してしまうことのほうが多かったからだ。趣味で集めていたコーヒーミルは増える一方で、収納スペースにも限界があり、部屋に溢れはじめたころに、今住んでいる家と出合ったのだ。
 悩みに悩み大きな決断で購入を決めた。そして、一番はじめに手をつけたのがコーヒーミルを収納する大きな棚づくりだった。引っ越しが終わり、一台ずつ棚に納めた。気に入った道具を眺めながら飲むコーヒーは美味しいにきまっている。家で過ごす時間が、こんなにも豊かなものだと思わなかった。早く仕事を切り上げて帰宅したい。そう、ぼくは大好きな家に暮らしているのだから。

堀内隆志|ほりうちたかし
café vivement dimanche店主/ロースター
1967年、東京生まれ。大学卒業後、流通の仕事を経て、1994年に鎌倉で「café vivement dimanche」をスタート。美味しいコーヒーと心地良い音楽空間を提案する“coffee & music”のカフェスタイルの先駆けであり、現在も老若男女に愛されるカフェとして不動の人気を誇る。著書に『珈琲と雑貨と音楽と』(NHK出版)、『コーヒーを楽しむ。』(主婦と生活社)、『はじめてのコーヒー』(ミルブックス/庄野雄治との共著)などがある。

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