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建築家?ハウスメーカー?最後に残ったのは「無印良品の家」でした
interview | 2009.10.20

「欲しいモノを探してもなかなか見つからない。そんな時は最後に無印良品に行きますね、今回の家づくりと同じです」。
「これでいい」という理性的な満足感を大切にしてきた無印良品。その考え方に共鳴するYさん夫婦が、緑豊かな東京・小金井に「木の家」を建てた訳をうかがいました。

■建物概要
ご住所:東京都小金井市
竣工年月:2009年1月
建築面積:42.32㎡(12.80坪)
延床面積:84.46㎡(25.55坪)

■ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人

「情報収集は労を惜しんではいけないと思っていました」とYさん。3年くらい前から持ち家を意識するようになり、家づくりの情報をいろいろと集めていたそうです。

「集合住宅か戸建てか、とにかく見てみようと思っていました。当時はいくつか選択肢があって、本当は雑誌で作品を見た建築家に設計を依頼したかったのです」。
しかし、一方では不安もあったそうで、「希望の建築家に連絡をしてみたら、設計だけで1年くらい必要と言われ、時間と予算の都合も合わなかった。こちらの希望通りにできるか、リスクも感じていました」。

建築家という選択肢が消え、住宅メーカーの展示場に出かけても、こちらの意図が伝わらず同じ考えで話し合いができない不満が残るばかり。「結果的に『無印良品の家』しか選択肢が残らなかった」。

それから完成見学会やモデルハウスに足を運び「暮らしてみると楽しそうなイメージ。これでいいかな」と感じたという奥様。仕切りの少ない一室空間が印象に残ったそうです。一方ご主人も「ガルバリウム鋼板の外観が気に入りました。予算を考えるとベストの選択だと思いました」と納得、「無印良品の家」に家づくりを依頼することになりました。

竣工した住まいに点数をつけるとしたら「85点」。
「ムダがなくて合理的だと思います。気密性が高いためかホコリが気にならなくなり、一室空間なので掃除もしやすい。子どもが大きくなったら、その時の暮らし方に合わせて最適化できる間取りの自由さも良いと思います」。

まわりに建物が迫っていなければ、「木の家」の標準的なプランで良かったけれど、住宅街の中に建てるには工夫も必要でした。限られた土地を有効に使うために建蔽率や容積率を最大限活かし、吹抜けをやめて床面積を増やしたこともその一つ。
設計に際しては、Yさん夫婦も自らさまざまな資料に当たり、設計のアイデアを出して何度もやりとりを繰り返したそうです。「プランづくりでは細かなところが大切だと思いました」と振り返ります。その結果、立地条件に合わせたオリジナリティの高い都市型「木の家」が誕生しました。

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