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「木の家」には、空間を広々と感じさせる条件が揃っていた
interview | 2011.2.22

「高齢な母のことが気になって、いつかは面倒をみなければならないと思い、5年ほど前に会社の新幹線通勤の制度を利用して、佐久市の実家の隣家に引っ越してきたんですよ。でもね、その家が古くて寒くて......」。Aさんは、補助金制度や安い金利を利用できる時に建て替えてしまおうと、「木の家」の新築計画はスタートしました。

「実は10年くらい前に家づくりを考えて、いろんなハウスメーカーを訪ねて、工場見学にも行きましたね。その時は途中で止めてしまったけど、住宅の知識はそれなりに得られることができました。その頃に、無印良品の有楽町店で『木の家』を見て、このデザインで私が求める性能を確保できるのなら、こんな家を建てたいと......」。
デザインのどんなところが気に入ったのでしょうか。「ムダなモノがなくて開放感がある。それに吹き抜け。学生時代、ロフト付きの部屋で暮らしていて、友人の部屋を訪ねると同じ床面積でも狭苦しさを感じていたんですよ。この頃から一部でも天井高が高いと、空間が数字以上に広く感じることは分かっていたので、『木の家』の吹き抜けには魅力を感じました」。

■建物概要
ご住所:長野県佐久市
竣工年月:2010年6月
延床面積:127.52㎡(38.57坪)

■ご家族構成
ご主人+お母様

プランを考える上でAさんが重視したのも、この「空間の広がり」感でした。
「とにかく視界が広く感じられることが大事だったので、仕切り壁を減らせるSE構法は好都合でした。風呂もガラス張りにしてもらい、トイレと脱衣スペースを一つの空間にまとめたり、空間を広く見せることをいちばんに考えましたね。本当は吹き抜けに2階に達するくらいの、高さがある観葉植物を置きたかったけど、それだけはなかなか見つからなくて」。

また、以前の家は寒さが厳しかったこともあり、新居は電気式床暖房を採用し、冬場でも常に「寒くない」室内環境を実現しています。「床暖房はタイマーで稼働時間を調整していますが、夜は22時頃までは気温20度を維持して、朝になると18度くらい。裸足でも平気ですし、外気温が下がってもすごく寒いことはないです。『木の家』は断熱性能が高く、家中、全体的に暖まるので、部屋間の温度差が少ないのもいいですね。夏場も扇風機だけで快適に過ごせます。もともと涼しい場所なんですけどね」。

A邸のいちばんの特長は、海外の人気デザイナーの個性的な家具が置かれたデザイン好き垂涎のインテリアです。でも、家具の個性がいたずらに主張することなく、バランスのとれた心地よいインテリアを実現。
コーディネーションはどのように計画されたのでしょう。

「海外のデザイン事務所の作品集にあった、真っ白な壁に黒い床の写真がとても魅力的だったので、床には濃い色を採用しました。それをベースに、例えばリビングだったら、最初に置くソファを決めて、その色彩に合わせて、今回は黒を基調とした共通性を意識して揃えています。
2階は以前から愛用していた赤いソファベッドがあったので、それに色を合わせて全体をまとめましたね」。

視覚的な広がり感と色の整理。Aさんの空間づくりの考え方は、快適なインテリア計画の参考になりそうです。

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