「一室空間」という考え方に惹かれていきました

木の家 | 2017.4.4

愛知県豊橋市、豊橋駅から車で15分程の場所にある新しく造成された住宅地。Tさんの木の家は、玄関のある北側が道路に面し、南側には芝生の庭があります。
「土地を探すときに、この方角にこだわったんです。どうしても子供が遊べる小さな庭が欲しかったので」と話すご主人。Tさんご一家はご夫妻と2歳になるお子様の3人暮らし。以前は、同じエリアの木造アパートに暮らしていたといいます。

■建物概要
ご住所:愛知県豊橋市
竣工年月:2015年12月
延床面積:108.47m²(32.81坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま

Tさんが無印良品の家を知ったのは10年ほど前のこと。奥様が、ご実家の近くにあるモデルハウス(浜松店)の前をたまたま通りかかったことがきっかけでした。
「その頃はまだ結婚もしていなかったので家を建てる予定もなく、なんとなくオシャレな家だなという程度の印象でした。無印良品の商品は以前から好きでしたが、住宅を販売していることには少しだけ違和感を感じたのを覚えています」という奥様。
一方ご主人は、家づくりを始めて奥様から聞くまでは無印良品の家の存在を全く知らなかったのだとか。

Tさんに家づくりの転機が訪れたのは、お二人がご結婚するときのこと。
「妻が、『結婚式を挙げる代わりに家を建てたい』と言ったんです。僕も30歳くらいまでには家を建てたいなと漠然と考えていたのでその提案に賛成しました」というご主人。

こうして住宅購入の検討を始めたTさんご夫妻は、いろいろな住宅会社のカタログを取り寄せたり、住宅展示場を見学に訪れます。奥様が無印良品の家のホームページを頻繁に見るようになったのもこの頃のこと。
「僕は大手の住宅会社の中でいくつか良いなと思うところがありましたが、妻との話し合いの結果、全部却下されました(笑)。どこと比べても、無印良品の家の方が良いという答えが返ってきました」とご主人。

そんな奥様に押されるように、無印良品の家 岡崎店を見学に訪れたご夫妻。
「モデルハウスに入った瞬間、その開放的な雰囲気に感激しました。とても心地よかったんです。この家に住みたいと思いました」と奥様。
一方ご主人は、「木の家は全面窓なので外からも見えそうだし、なんとなく落ち着かないなと思いました。正直あまり良い印象ではなかったです(笑)」と、まだ奥様とは少し温度差があったようです。

それから奥様は、時間をかけてご主人を説得。最終的に納得し、無印良品の家を建てることに決めた理由をご主人はこう話します。「見学会に参加して、いろいろな人の家を見る中で、無印良品の家のコンセプトでもある『一室空間』という考え方に惹かれていきました。子育てにはこんな家が良いかもしれないと思うようになったんです。あと何よりも、家で多くの時間を過ごす妻が望む家をつくるのが良いと」(ご主人)。
「決めるときには母にも相談しましたが、母も無印良品の家を見学に行ったことがあったようで、好印象だったらしく賛成してくれました」(奥様)。

その後Tさんご夫妻は、初めての家づくり講座に参加。「講座の中で、資金計画について相談できたことが良かったですね。毎月の返済額が明確になり不安がなくなりました」とご主人。
また入居者宅見学会にも参加して、実際に住んでいる人たちの暮らしの様子を確認したご夫妻。
「モデルハウスよりも現実感があって参考になりました。性能についても入居者の生の声を聞くと安心できました」(ご夫妻)。

土地は地元の不動産屋さんに相談して数ヶ所見て回ったといいます。金額と広さのバランス、北側道路という条件に当てはまった現在の場所に決定。土地探しと並行して間取りを考え始めました。

T邸の間取りは、1階にリビング、ダイニング、キッチン、水まわり。2階にはフリースペース、寝室、収納スペースがあります。
「間取りはモデルハウスや入居者宅見学会で見た家を参考にしました。必ず実現したかったのは玄関の土間収納。ベビーカーや自転車を置けるスペースが欲しかった」という奥様。
ご主人は「一番のこだわりは無垢材のフローリング。あとウォークインクローゼットです」と話します。そんなこだわりのクローゼットには、お二人が好きな洋服が綺麗に収まっています。

また、Tさんは家の計画と同時に家具の配置も決めていたそうで、家具の配置に合わせてコンセントの位置など細部まで検討したとのこと。

木の家での暮らしについてご主人はこう話します。
「イメージしていた通りの家ができました。夏は毎日、庭で子供がプールで遊んでいて、それを家の中から見るのが楽しいですね。家の性能の良さも実感していて、夏も冬もだいたいエアコン1台で快適に過ごせています。以前のアパートと比べると部屋は広くなったけど電気料金は安くなったのが嬉しいです」。また、奥様は「キッチンがとても使いやすくなりました。料理をしながら子供の様子を見られるのが良いです」と嬉しそうに話します。

家を建ててからインテリアへの関心が高くなったというご夫妻、「次は新しいソファを買いたいと思っています」と、これからの暮らしに夢を膨らませていました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます