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使いやすくて合理的、デザインが主張しすぎない家
interview | 2017.7.4

博多駅から車で30分。福岡県糸島市に建つ「窓の家」T邸。Tさんご夫妻は、今から5年程前にご主人の生まれ故郷である韓国から日本に移り住みました。
「学生時代に日本語を学ぶために日本に留学していたことがあって、そのときから日本の生活スタイルが自分には合っているなと感じていたんです。それで、思い切って妻の実家のある福岡県に移住することにしました」と話すご主人。
現在は二人のお子さまとともに家族4人で暮らしています。

■建物概要
ご住所:福岡県糸島市
竣工年月:2016年2月
延床面積:103.50m²(31.30坪)

■ご家族構成
ご夫婦+お子さま2人

Tさんご夫妻の日本での生活は、まず1Kのアパートからスタートしました。その後3Kのマンションに引っ越したものの、風通しが悪く、夏は暑く冬は寒い住環境に不満があったのだとか。
「韓国では月々の家賃を払って住むという習慣があまり無く、入居時に保証金というかたちでまとめて払うんです。なので毎月家賃を払うのがもったいないと感じていたこともあり、家を購入した方がいいのではないかと考えました」というご主人。
一方奥様は、「私は住宅ローンを組むことに抵抗があって、あまり乗り気ではありませんでした。もし購入するとしても、古い一戸建てをリノベーションするのが良いかなと思ってました」と、お二人の間には少し考えかたの違いがあったようです。

ご主人主導でスタートしたTさんの住宅購入計画。無印良品の家との出会いも、ご主人のウェブ検索がきっかけでした。
「その頃、『無印良品の家』のことは全く知りませんでしたが、無印良品のようなデザインやコンセプトの家があったらいいなと思い、いくつかのキーワードを入れて検索してみたんです。すると、『無印良品の家』を見つけることができたんです(笑)」。ご主人はさらにこう続けます。「ただ、デザインが良いだけではダメだと思っていたので、ホームページを隅々まで読んで構造・性能仕様・設備について調べました。それで妻にも紹介しようと思い、資料を取り寄せました」。

「私も無印良品は好きでしたので『無印良品の家』にはとても興味がありました。実物も見てみたいし、とりあえず初めての家つくり講座に参加してみることにしました」と奥様。
その気持ちに大きな変化が訪れたきっかけは、お子様の誕生だったといいます。
「当時暮らしていたマンションは、以前よりも少し広くなったとはいえ3人で暮らすには少し手狭でした。子どもがのびのび暮らせる環境をつくりたいと思いました」(奥様)。

ご夫妻は、初めての家づくり講座参加後に見学会に参加、その後は兵庫県の宝塚店へ足を運びます。奥様は、「窓の家」のモデルハウスを見て「これだ!」と思ったのだとか。
「『窓の家』の室内に立っていると、とにかく気持ち良かったんです」(奥様)。
ご主人としては「木の家」が第一候補だったそうですが、奥様の希望を尊重し窓の家に変更。
「ここで主張がぶつかって、家を建てられなくなるよりはいいと思いました(笑)」(ご主人)。

ご夫妻は土地探しから始めました。
「インターネットで調べて、気になるところを2~3ヶ所見に行きました。その中でピンときたのがこの場所でした。駅までの道の感じとか、まわりに高い建物がなくて開放的な雰囲気だったのが良かったですね」(ご夫妻)。

まず土地の大きさを基準に建物の大きさを決定しました。予算に合わせてお二人が考える生活スタイルを盛り込んでいきました。
「土いじりが好きなので、ちょっとした野菜がつくれるくらいの庭が欲しかったんです」という奥様。
一方、ご主人は家の設備にこだわったといいます。「とくに換気システムについては入念に調べました。断熱性能が高い分、ちゃんと空気の流れをコントロールすることが大事だなと思ったので。他にも、気になることをリスト化して一つずつ確認していきました」という徹底ぶり。

完成したT邸の間取りは、1階にリビング、ダイニング、キッチン、水まわり。2階には寝室、子ども部屋、フリースペース、バルコニーがあります。ものが少なくスッキリとした印象のT邸、白い空間に使い込まれた家具が絶妙なバランスで配置されています。

「やりたいことはすべて実現することができました。使いやすくて合理的、かつデザインが主張しすぎないことが私たちにとって一番大事なポイントでした。その点で『無印良品の家』以外の選択はなかっただろうと思います」というご主人。
また「玄関土間を少し広げて洗面までの動線を短くするなど、細かい検討を重ねた結果、とても生活しやすい家ができました」とも。
「キッチンをリビングの方に向けたのが良かったですね。家族の様子が見えるし、逆にリビングからもよく見えるのでいつも綺麗に片付けるようになりました」(奥様)。

ご夫妻は、実際に「窓の家」で暮らしてみた感想をこう話します。
「とにかく室内が明るくて、雨の日でも日中照明をつけずに過ごせるのがいいですね」と奥様。
ご主人は「気に入っているところは、気に入らないところがないことです(笑)」と大満足のご様子。
また、「年に数回遊びに来る両親は『こんな家は経験したことがない。家に対する価値観が変わった』と言って感激しています」とご家族方も好評のようです。

「以前の住まいでは、壁にキズをつけないようにしたり、足音に気をつけたりと、子育てをするには窮屈に感じることが多かったのですが、今では全くそのストレスがなくなって、子どもものびのびと過ごしています。間仕切りのない空間は掃除も楽で、いつも快適な家を保つことができています」(奥様)。

「無印良品の家の考え方と私たちが実現したい生活スタイルがとても近く、提案してくれることが私たちの要望と重なるものが多かったので、とても楽しい家づくりになりました」(ご夫妻)。

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