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高島平団地 Tさんの家
interview | 2014.11.11
広告制作会社に勤務するTさんのお部屋。シンプルながらも、長年大切にしている家具がアクセントになり、それが団地の風合いとも重なりとても落ち着く空間になっています。

もともと「ものを持たない暮らし」をしていたTさん、以前住んでいた賃貸アパートから引っ越してくる際もほとんどものを捨てなかったそう。必要なものを厳選して使っていて、小物一つからも丁寧に暮らしている様子が伝わってきます。
リビングには以前の住まいでも使っていたハイバックチェアが、一番日当たりと景色の良い場所に置かれています。休日はこの椅子に座って窓から景色を眺めてゆっくりするのが気持ちいいとか。

ただ、収納に関しては新たに準備する必要があったので、寝室には衣類収納ケースを積み重ねて、上から布をかぶせました。今回、クローゼットは最小限の家具で収納エリアをつくっています。
そしてこのクローゼットには秘密が。ハンガーに掛けた洋服を吊るせるように、小天井(こてんじょう)に吊り具でパイプを設置しているのです。近くのホームセンターに行ってパイプを希望の長さにカットしてもらい、吊り具を買って取り付けたとか。現状復帰する前提で、限られた空間に収納を確保するためのアイデアが詰まっています。

本棚も新たに揃えたとのことですが、部屋のテーマカラーである白、もしくは木目のものに合わせて購入されたそう。部屋に溶け込んでいます。

キッチンでは、昔から大切に使っている木製の棚を食器棚として使っています。使い込まれて風合いが出ていて、キッチンの中心的存在に。

そして寝室に取り付けていたパイプをキッチンエリアにも取り付け、よく使う器具をS字フックでぶら下げていました。また、キッチンのすぐ横にある洗濯機エリアにもパイプを通し、洗濯関連の道具をぶら下げるのにも使っています。床に置く収納だけでなく、上から吊ることで上部の空間を効率的に活用しています。

また、もともと収納がないシンク下も有効に活用しています。無印良品で購入したポリプロピレンストッカーを置いて、包丁やよく使う調味料などを入れています。

「以前の住まいでは隣に誰が住んでいるかわからなかったのですが、団地に引っ越してきて、隣の人と挨拶をするようになりました。挨拶すると気持ち良いですね。そして共有部分は毎日掃除がされていて、団地自体がとても綺麗です。緑も多く、風通しも良いので気持ち良いです。また、団地内に買い物ができる場所が揃っているのもありがたいです。遅くまでやっているスーパーもありますし、商店街にもとても活気があって。新鮮なお肉やお野菜も安く手に入ってとても嬉しいです。」
さらに玄関入ってすぐの廊下にはピカピカのロードバイクが。もっとこのエリアを知るために、近所の散策や河川敷サイクリングをしたいんだとか。

この街を、団地暮らしを、ますます楽しんでいく様子が目に浮かんできます。

<基本データ>

場所:高島平団地(東京都板橋区)
階数:9階
間取り:MUJI×UR Plan 08[Re+008]
面積:46.24m2
世帯:単身

<入居者より>
■入居のきっかけは?
「『無印良品の家』のホームページで見たのがきっかけです。ちょうど募集していたタイミングで、自分の住んでいた賃貸アパートの3回目の更新タイミングでして、当時の部屋に飽きていたこともありましたが、まずはどんな部屋なのか見に行こうと思って見学会に行きました。部屋を気に入ったのはもちろんのこと、団地内では子供たちが公園や広場で遊んでいたり、おじいちゃんおばあちゃんが外で談笑していたり、と住んでいる年代の幅が広いなと感じ、これなら安心して暮らせそうと思いました。唯一、通勤時間だけはネックになったけれど、それさえ慣れてしまえば、暮らすのには十分な環境だなと感じ、申し込みました。」

■実際暮らしてみた感想はいかがですか?
「とても快適です。週末に家で過ごす時間が以前よりも長くなりました。部屋の中は新しいけど、団地の外観や街並みは昭和っぽさが残っていて、そのバランスがとても面白いです。夜は静かですし、周辺は緑も多く、風も抜けて気持ち良いです。」

MUJI×UR Plan 08 [Re+008]「高島平団地」(東京都板橋区)/46.24m²

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