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家賃より安いローンになりそう
ロクロウくん(33才)
6畳一間住まいのフリーター。
妻リカさん(33才)、
娘ユメちゃん(1才)の
3人暮らし。
story | 2016.1.26

もうここしかない!と思った、480万円の耐震テスト済みの団地は、フユノモリ団地と言います。以前見た団地と同じく、部屋は5階。今日は妻のリカと、購入資金の一部を出してくれるという義父と3人で内見に来ています。築50年。部屋の中は大きな改装はしておらず、ほぼ当時のままの3DK。すりガラス、欄間など昭和レトロなディテールに味わいはありますが、古さがもたらすどんよりとした印象はいなめません。さあ、ここに住むとしたらどこをどう手を加えよう。ざっと考えた僕らがリノベに出せる金額は、100万円です。もちろんできるところはセルフリノベで!

「そうだなあ、私はやっぱりお風呂とかトイレとかキッチンが気になるなあ」と、リカ。確かにお風呂はカビだらけで汚い。できればトイレもお風呂もキッチンも新しいものに取り替えたいというのが、リカの希望です。でもお風呂とかトイレの交換とかって、自分できるかな…と途中まで言いかけて言われてしまいました。
「水まわりはプロにまかせるんだな。ここ5階だぞ。間違って水漏れでもしたらどうするんだ」
出ましたお義父さん。まっとうなご意見。いちいち納得させられちゃうんだよな。わかりましたよ。わかりました。そうすると僕ができるのは…いいことを考えた!僕はこの家を生まれ変わらせる、あるアイディアを思いつきました。

ところでこの家を手に出来るかどうか、それはお金しだい。懲りもせず1年ぶりに、妊娠中にお金を貸してくれなかったあの銀行に再びトライ。するとどう!今度はするりとローンを組むことができました。しかも毎月の支払いは、アパートの支払いよりも安い金額に。ローンの名義はもちろん正社員の妻ですが、とにかくお金のない僕らにも負担のない結果となって満足です。

<正社員・妻リカのマネープラン>
物件価格:480万円
+リノベーション費用(予定):100万円

580万円+8%諸費用=624万円
うち頭金(義父からの贈与):150万円、借入金額:474万円 月続きの支払い
月々の支払い:4.3万円、ボーナス払い:0万円(金利1.6%で、10年返済)

さて、我が家のリノベが始まりました。まずは天井をはがして下地を整えて。ずっと上を見ながら作業するのって大変だ。妻のリカは、娘ユメちゃんの世話があって、休みの日も意外に手伝いに来れません。こういうの、嫌いな作業ではないけれど誰か手伝ってくれー。


水まわりはプロにまかせて、セルフリノベで家をよみがえらせるプランとは?
ロクロウくんのアイディアとは、どんなものでしょう。

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